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「志村けんらしくないところを見てもらえれば…うれしいね」志村さん『エール』初登場に「じーん」

2020年5月1日 19時24分

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志村けんさん

志村けんさん

NHKが撮影時のコメント発表

 NHKは1日、この日放送された連続テレビ小説「エール」(月~土曜午前8時)第25話で初登場したタレントの志村けんさんが生前、撮影時に語ったコメントを発表した。
 新型コロナウイルスのため、3月に70歳で亡くなった志村さんは、最初で最後のドラマ出演で、大御所作曲家役。この日は出演時間約1分と出番は少なかったものの、存在感あふれる演技が反響を呼び、SNSなどでは「じーんと来た」「(志村さんに)見入ってしまった」と盛り上がった。次回は来週以降に登場する予定。
 志村さんは発表されたコメントで「コントとドラマで、そんなに大きな違いはないんだけど…、笑わせなくていいよね。コントは自分たちで考えて、ここはこうでと、ストーリーが全部わかってるから、あまり台本読まないんだけど、ドラマは脚本、演出があっての芝居だし、間違うと、みんなに迷惑かけちゃうから、役柄になってセリフをどう言おうとか家で台本読んだりしてますよ。だけど、いざ撮影になるとセリフとんじゃうの(笑)」と語った。
 さらに、注目してほしい点を「俺、譜面も読めないのに、役柄はみんなが憧れる作曲家で、ちょっと意地悪っぽいところもある。いつもの志村けんらしくない、こんなこともやりますよってところを見てもらえれば、うれしいね」と明かしていた。
 志村さんは昨年12月にクランクインし、3月6日が最後の撮影に。新型コロナウイルスに感染し、同月20日に入院。NHKでは撮影時期を後にする準備も進め、志村さんの復帰を待っていたが、同月29日に亡くなった。
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