吉川晃司の狭心症は人間ドックから判明 手術は無事終了「手首からカテーテル」公式サイトで説明
2021年2月27日 12時49分
俳優でアーティストの吉川晃司(55)が27日、公式サイトで狭心症の手術を16日に受けていたことを発表した。手術は無事に終わり、翌日には退院、術後の経過も良好だという。
吉川は昨年12月に受けた人間ドックで、再検査となり、2月初旬に行われた精密検査で、心臓表面の冠動脈の狭窄(きょうさく、狭くなる状態)で緊急の治療が必要と診断されたという。冠動脈は心臓表面を走る血管で、心臓の筋肉に酸素を送り込む役目を持つ。この血管内にプラーク(脂肪の塊のようなもの)が沈着し、血管内が狭くなり、血液の流れが悪くなると心筋の酸素不足を生じ、胸部に違和感を生じるようになる。
公式サイトでは「ファンの皆様へ」と題され、狭心症の細かい症状や、受けた手術について「今回は、手首からカテーテル(直径2mm程度の細い管)を通し、冠動脈狭窄部位にステント(金属チューブのようなもの)を留置する、冠動脈ステント留置術が施行されました」と説明された。
吉川は「もう仕事に戻っているので、どうぞ皆さんご心配なく! 放っておけば倒れていたかもしれないところで、僥倖にめぐりあい未然に防ぐことが出来たという強運に心から感謝したいと思います」とコメント。
また、吉川は5月3日から、本来昨年予定されていたコンサートツアーの振り替え公演を実施する予定。「主治医、執刀医からも、今後定期的な検査は必要なものの、アーティスト活動には全く問題はない」とした。
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