リコール不正で強制捜査 愛知県警、全署名の押収開始
2021年2月25日 05時00分 (3月5日 11時58分更新)
愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動を巡る不正署名問題で、愛知県警は二十四日、地方自治法違反(署名偽造)の疑いで強制捜査に乗り出し、県内六十四の市区町村の選管に提出された全署名の押収を始めた。県警は、大量の署名が偽造された疑いがあるとみて、不正の実態解明を進める。
名古屋市中川区役所には午前十時二十分ごろ、県警の捜査員五人が入り、提出された約一万八千人分の署名を段ボールに詰めて押収した。週内にも全ての署名を押収し、署名の筆跡や署名した人物が実在するかどうかなどの精査を進める。
県選管は同法違反容疑で刑事告発しており、捜査による実態解明を求めていた。捜査関係者によると、署名は住民の政...
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