松本潤「大好きな『深山先生』また演じられる!」人気ドラマ「99.9」映画化、ヒロインは謎シルエット
2021年2月17日 07時00分
公開された「９９・９」の映画化決定ビジュアル。香川照之（左）と松本潤（中央）以外にもう一人、謎の女性のシルエットも
TBS系で2016年と18年に放送され、人気を博したアイドルグループ「嵐」の松本潤(37)の主演ドラマ「99・9―刑事専門弁護士―」の映画化が決まった。配給元の松竹によると、公開は今冬の予定。松本にとって、昨年末のグループ活動休止後、今作が俳優としての初仕事で、主演映画としては「ナラタージュ」(17年公開)以来4年ぶりとなる。2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」にも主演が決まっており、松潤が役者として注目株となりそうだ。
松本演じる超型破りな弁護士・深山と、香川照之(55)演じる敏腕弁護士・佐田の名コンビが、銀幕でも絶妙な掛け合いで日本全国に旋風を巻き起こす。
99・9%有罪が確定している事件でも、残り0・1%が確定しない限り本当の意味で“事実"にたどり着いたことにはならないと、最後の「0・1%」まで諦めず事実を追い求めていく弁護士たちの姿を描くシリーズ。
ドラマは16年4月期に「SEASON1」がTBS系の日曜劇場で放送され、平均視聴率17・2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)の好成績をマーク。18年1月期にスタートした「SEASON2」も同17・6%で、同年の民放連続ドラマのトップとなったほか、最終話の世帯視聴率は同21・0%に達し、同年の民放連ドラで唯一の20%超えを記録した。続編を望むたくさんの声を受け、シリーズ第三弾を劇場版として制作することが決定した。
公開された映画版ビジュアルには松本と香川のほかにもうひとり、謎の女性のシルエットが。「SEASON1」の榮倉奈々、「SEASON2」の木村文乃に続く新たなヒロイン登場の予感だ。
松本は「僕の大好きなキャラクター『深山先生』をまた演じられる事をとてもうれしく思います。ドラマシリーズに出てきたあの仲間たちはもちろん、新たに加わる新しいキャラクターに僕自身も早く会いたいです」と撮影を心待ちにしながら「映画館のスクリーンで暴れる“チーム99・9"を楽しみにしていてください」と呼びかけている。
香川も「『99・9』は、私が一番『私自身』でいられる唯一無二のコンテンツ。『演技』をしているという実感がいい意味で、無い」とハマリ役であることを強調した上で、「映画という枠組みが演技の幅を広げ、ただでさえドラマの時でも自由だった松本潤さんの、これでもかと爆発しそうな奔放さが見ものです。とんでもないカオス的フリーダムが、スクリーンに炸(さく)裂する気がする。ご期待ください!」と予告した。
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