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小倉智昭アナ「そろそろ次世代のキャスターに席を譲る時が…」フジ系朝の情報番組「とくダネ!」3月で幕

2021年1月13日 08時15分

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現在司会をつとめる(左から)フジテレビの山崎夕貴アナ、小倉智昭アナ、立本信吾アナ

現在司会をつとめる(左から)フジテレビの山崎夕貴アナ、小倉智昭アナ、立本信吾アナ

 フジテレビ系の朝の情報番組「情報プレゼンター とくダネ!」(月~金曜午前8時)が、今年3月26日の放送で22年の歴史に幕を下ろすことになった。12日、同局が発表した。後継番組は未定。
 同番組は1999年4月1日にスタート。フリーの小倉智昭アナウンサー(73)が司会をつとめ、2016年7月には放送回数が4452回となり「同一司会者による全国ネットのニュース情報番組」での放送回数最多記録を更新。12日での放送回数は5593回となり記録を更新し続けている。
 放送開始から11日分までの番組平均世帯視聴率は8・0%。女子サッカーW杯決勝、日本×米国とぶつかった11年7月18日の放送では、歴代最高世帯視聴率となる16・4%を獲得した(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)。
 小倉アナは同局を通じてコメントを発表し、「マイク生活50年のうち、『とくダネ!』の22年間は貴重な財産となりました。毎朝3時起きで、大病もありましたが、長く続けられたことに自分でも驚いています。視聴者、出演者、スタッフ、家族、友人、皆さんが私を支えてくれました」とこれまでを振り返った。
 番組の終了発表について、「まだ、すべてをやり遂げてはいませんが、そろそろ次世代のキャスターに席を譲る時が来たようです」と心境を吐露。「私個人としては、まだ心が動かされるものがたくさんあります。それらに時間を費やしながら、許されるならマイクの前に立ちたいと思います。長きに渡り『とくダネ!』をご覧いただきありがとうございました。もうちょっとだけお付き合い下さい」と残りの放送に向けて意気込んだ。

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