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長谷川博己「おぉー、そうかー」、新しい「本能寺の変」になる 染谷将太は「鳥肌が立った」 NHK大河ドラマ「麒麟がくる」

2021年1月3日 06時00分

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安土城のセットをバックに役衣装で「麒麟がくる」をアピールした(左から)染谷将太、長谷川博己、佐々木蔵之介

安土城のセットをバックに役衣装で「麒麟がくる」をアピールした(左から)染谷将太、長谷川博己、佐々木蔵之介

 コロナ禍の影響で異例の年越し放送となったNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜午後8時)。いよいよ物語のクライマックスとなる本能寺の変を前に、主人公の明智光秀を演じる俳優の長谷川博己(43)、織田信長役の染谷将太(28)、後に豊臣秀吉となる木下藤吉郎役の佐々木蔵之介(52)が役衣装で見どころなどをアピールした。
 出演者の不祥事や放送中断…。数々の苦難に直面してきた長谷川は「本当にいろいろあって、光秀を約1年8カ月演じて、よりキャラクターが深みを増したすごくいい時間だった。早く終わりたい気持ちと、役から離れる寂しい気持ちもある」と心境を吐露。撮影も無事にクランクアップし「ロケもラストに向けていい映像が撮れた。面白い作品になる」と胸を張った。染谷も「どんどん盛り上がって見たことがない世界が広がっていると思う」と話した。
 注目の「本能寺の変」についてはネタバレにならないよう細心の注意を払いつつ、長谷川は「いろんな説があるが、新しい本能寺の変になる。なぜそういうことになったのか、細かく機微を感じられるように演じている。視聴者が感情移入してくれたらいいな」と期待。最初に結末の台本を読んだ時は「おぉー、そうかー、という感じでした」と振り返り、染谷も「興奮して鳥肌が立った」と振り返った。
 謎が多い光秀を青年期から壮年期まで演じきった長谷川は「明智光秀の人生をガッチリ生きた感じがする。明智光秀はこういう人生だったと疑わない感じになっている」。染谷も「職業は何ですか?と聞かれたら『織田信長です』と言っちゃいそうなぐらい信長と過ごしている」と話した。
 異例の年越し放送となったが長谷川は「新しい形で終われて、次の『青天を衝け』につなげられたらいい。大河ドラマは何があっても続けてもらいたい」と熱望。染谷も「44話で一つの作品と、しみじみ感じた」。佐々木は「完走できたことが価値があること」と強調した。

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