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貴景勝の目に涙…いつも強気な発言を繰り返すが、さすがに肩の荷が下りたのだろう【北の富士コラム】

2020年11月22日 21時48分

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 11月場所は決してお客さまが大喜びするような場所ではなかったが、度重なる大けがから立ち直った2人の活躍で少しは感動を感じて頂けたのではないでしょうか。
 他には特筆すべきことはありませんが、琴勝峰が5枚目の難しい位置で勝ち越したのと、若隆景や豊昇龍、琴ノ若らの若手力士たちが1つの負け越しと健闘したのは明日への期待を感じさせました。しかし、休場力士の多さ、立ち合いの乱れなど問題点は少なくありません。
 来年こそ文字通り、ふんどしを引き締めコロナ禍に負けることなく協会員一丸となって精進せねばなりません。及ばずながら、私も頑張るつもりではありますが、今場所は少々つらいものがありました。放送の方は何とかなりますが、文章が書けません。今も筆が進みません。どうやら限界かもしれません。
 でも、腹は減るのです。原稿を送ってから、元気の出るものを食います。それでは、今場所もお世話になりました。さようなら。(元横綱)
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