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白鵬「けがから帰ってきた時に結果出している」横審の”激辛意見”に本音ポロリ「もう少し分かって」

2020年10月17日 05時55分

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合同稽古に参加した白鵬(左)と正代(代表撮影)

合同稽古に参加した白鵬(左)と正代(代表撮影)

 大相撲11月場所に向けて16日、出稽古希望者が集まった合同稽古が東京・両国国技館の相撲教習所で行われ、8月に右膝を手術して秋場所を全休した横綱白鵬(35)=宮城野=や、新大関の正代(28)=時津風=ら9人の関取が参加した。
 相撲を取る稽古はせず基本運動に徹した白鵬だったが、そのすがすがしい表情からは気持ちの充実ぶりがうかがえた。
 「久しぶりですね。気持ちよかったです。(出稽古は)3月の場所前からですからね。3月頭だから7カ月ぶりかあ。私自身も手術、けがから帰ってきてほぼ2カ月半ぶりにやることができてよかった。気分がいいね」
 秋場所は白鵬、鶴竜ともに休場。複数いる横綱が初日から不在となるのは37年ぶりという異例の事態。場所後の横綱審議委員会は両横綱にとってはつらいものとなった。
 矢野弘典委員長は「大変厳しい意見が出た。内規がありますが、そこまで踏み込んだ意見も出ました」とし、横審の内規にある「激励・注意・引退勧告」というところまで話は及んだ。
 それを知っている白鵬は「とにかく治して務めたいという気持ちはありますし、それに応えていきたい。けがから帰ってきた時にしっかり成績、結果出している。その辺をもう少し分かってもらいたいなとも思いますけど。横綱の勝ち越しは12勝だと思ってるし、出るからには変な相撲が取れないという強い気持ちがありますから」と自信の笑みで復活を約束した。
 新大関の正代に5分ほど胸を出した。「勢いあるから。こっちも勢いをもらわないと」と言いつつ、「下を育てて引っ張ってあげるのも一つの役目だと思います」。まだまだと言わんばかりだった。
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