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愛された人間味 渡部恒三さん死去、悼む声

2020年8月25日 05時00分 (8月25日 11時46分更新)
2006年11月、「ゆうもあ大賞」に選ばれ、印籠を手に水戸黄門のポーズをとる渡部恒三氏=東京都内で

2006年11月、「ゆうもあ大賞」に選ばれ、印籠を手に水戸黄門のポーズをとる渡部恒三氏=東京都内で

 与野党は二十四日、長年にわたって政界で存在感を発揮した渡部恒三元衆院副議長の死去について「ユーモラスで人間味あふれ、誰からも愛される魅力的な政治家だった」(国民民主党の小沢一郎衆院議員)と、包容力の大きさを惜しんだ。
 小沢氏は渡部氏と一九六九年の衆院初当選同期。談話を発表し「同じ東北出身で意気投合し、自民党田中派で行動を共にした」と振り返った。九三年、共に離党して細川連立政権に参画し、二〇〇九年には民主党政権を実現。「政権交代も力を合わせて実現した大切な仲間の一人だ。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と弔意を表した。
 同じく初当選同期の森喜朗元首相は取材に「早大雄弁会の大先輩で仰ぎ見る憧れの...

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