父清水良治さんの写真を見せながら「世界の平和を願い、行動する『ヒロシマの心』を伝えていきたい」と話す杉浦さん(撮影・山田尚弘)

 元NHKアナウンサーの杉浦圭子さん(65)=広島市安佐南区=5日、家族の被爆体験を語り継ぐ市の「家族伝承者」としてデビューし、父親の被爆体験を人前で初めて語った。平和や原爆に関する番組づくりに長年携わった経験を生かし、自らの言葉でヒロシマを伝えていく。