楽天モバイルは2023年6月1日から新プラン「Rakuten最強プラン」の提供を始めました。
この新プランでは、自社回線だけでなくパートナー回線でもパケット容量が無制限となったのです。
より魅力的になった楽天モバイルですが「対応エリアが狭い」「電波が悪い」などの口コミが散見されます。
そこでこの記事では、楽天モバイルの対応エリアやエリアの確認方法、電波が悪いときの対処法について解説します。
- ・楽天モバイルの回線エリアについて自社回線と同様にパートナー回線も容量無制限
- ・楽天モバイルのエリア確認方法公式サイトの地図などを利用する
- ・楽天モバイルの電波が悪いといわれる理由屋内や遮蔽物の間にいるから
- ・楽天モバイルが繋がらない時の対処法エリア移動や端末再起動
楽天モバイルは低料金かつ自社回線のデータ無制限、専用アプリ使用で国内通話無料というメリットがあります。
パートナー回線の容量制限が撤廃されて「真のデータ無制限」という新たなメリットが加わり、契約回線数は600万を超えました。
そんな楽天モバイルのエリアや電波状況を知れば、より快適に利用できるようになるでしょう。
楽天モバイルへの乗り換えを検討している方だけでなく、ユーザーのみなさんもチェックしてみてください。
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楽天モバイルの回線エリアについて
格安SIM業者はMVNOが主流で、大手キャリアの回線を借りてサービスを提供しています。
楽天モバイルもかつてはMVNOのひとつで、auやドコモの回線を利用していました。
しかし、楽天モバイルは2020年4月8日からMNO(自社回線を利用する通信会社)となり、キャリアの仲間入りをしました。
基地局も増えていき、現在では自社回線の人口カバー率は99%を超えています。
しかし、未だにau回線にローミング接続される自社回線エリア外の地域もあるのが実情です。
そんな楽天モバイルは自社のプラチナバンドを取得するなど、以下のように回線事情が改善されつつあります。
自社回線エリアも拡大しており、将来的に使い勝手がより良くなることが期待できるのです。
楽天モバイルはプラチナバンドを取得している
楽天モバイルは比較的低料金でありながら、容量無制限と通話かけ放題という2つの大きなメリットがあります。
基本情報 | |
---|---|
料金プラン | 最強プラン |
基本料金 | 3GBまで:1,078円/月 3~20GB:2,178円/月 20GB超:3,278円/月 |
通話オプション | 15分以内:1,100円/月 Rakuten LINK利用で国内無料通話かけ放題 |
通信速度 | 69.45Mbps ※直近3ヵ月の平均速度 |
店舗対応 | ◯ |
公式サイト | 楽天モバイル公式サイト |
※表の中は全て税込表記
自社回線になってからの楽天モバイルは、以下の画像のように格安SIM 速度比較でも優秀な部類に入ります。
直近3カ月の平均では、大手3キャリア(NTTドコモ・au・ソフトバンク)系と遜色ありません。
ただ、楽天モバイルは自社回線の立ち上げから現在に至るまで、室内や地下街に弱いというウイークポイントを抱えています。
これは、大手3キャリアに割り当てられている「プラチナバンド」という低周波数帯が利用できないことが原因です。
プラチナバンドの700MHz~900MHzという低周波数帯は、屋内や遮蔽物の間であっても電波が届きやすいという特徴があります。
対して、楽天モバイルの自社回線ではローバンドと呼ばれる高周波数帯しか利用できません。
ローバンドはプラチナバンドに比べ、障害物に弱く、電波の届く距離が短いというデメリットがあります。
このため、楽天モバイルは屋内や地下街では通信が遅くなったり、圏外になったりすることが多いのです。
しかし、楽天モバイルはすでにプラチナバンドの割り当てを受けており、2024年5月からの順次提供を予定しています。
プラチナバンド導入後は、室内に弱いというデメリットの改善が期待できるのです。
エリアは楽天回線とパートナー回線の2種類
キャリアとしては後発になる楽天モバイルですが、現在では自社回線の人口カバー率は99%を超えています。
ただ、それでも電波が届かない地域があるため、auの電波を利用するパートナー回線エリアが存在しています。
また、楽天モバイルの「室内に弱い」というデメリット対策としても、パートナー回線は利用されています。
三大都市圏をはじめとする都市部の繁華街では、auのプラチナバンドが利用できるのです。
ただ、auのプラチナバンドが利用できるのは一部の地域だけです。
対象外の地域では、残念ながら室内に弱いというデメリットは解決されていません。
楽天モバイルが自社のプラチナバンドを取得したのは、自社回線エリアすべてでデメリットを解消するためなのです。
ちなみに、楽天モバイルの自社回線とau回線は、対応端末を使用していればシームレスに切り替わります。
パートナー回線でもデータ無制限利用が可能
2023年6月以前は、パートナー回線は月5GBを超えると速度が大幅に低下していました。
しかし、以下の図のように「楽天最強プラン」では、パートナー回線であってもデータ容量は無制限になりました。
以前のように、パートナー回線だから容量に注意しなければならないということは、なくなったのです。
最強プランより前の「Rakuten UN LIMIT Ⅶ」と比較すると、以下の表のようになります。
Rakuten UN LIMIT Ⅶ | Rakuten最強プラン | |
データ容量 | 楽天回線:制限なし パートナー回線(国内):5GB パートナー回線(海外):2GB |
楽天回線:制限なし パートナー回線(国内):制限なし パートナー回線(海外):2GB |
月額料金 | 3GB未満:1078円 3~20GB:2178円 20GB超過後:3278円 |
3GB未満:1078円 3~20GB:2178円 20GB超過後:3278円 |
データチャージ | パートナー回線(国内):660円/1GB パートナー回線(海外):500円/1GB |
パートナー回線(国内):提供終了 パートナー回線(海外):500円/1GB |
データ残容量通知 | パートナー回線(国内・海外): 400MB・0MB到達時 |
パートナー回線(国内):提供終了 パートナー回線(海外):400MB・0MB到達時 |
データ高速モード | 「my楽天モバイル」アプリより設定可能 | パートナー回線(国内):提供終了 パートナー回線(海外):継続 |
※表の中は全て税込表記
月額料金に変化はありませんし、使ったパケット容量が少なければ安くなることも同じです。
今までの料金体系のまま、パートナー回線エリアでもネットが無制限で使えるようになっているのです。
ただし、海外でのデータ容量は変わらず2GBのままで、超過後の通信速度は最大128kbpsです。
楽天モバイルのエリアは拡大予定
楽天モバイルは2023年12月末までに6万超の基地局開設を目指すなど、自社回線エリア拡大に力を入れています。
現在進められている「Rakuten最強プラン」プロジェクトでも、2024年1月後半だけで300超の基地局開設が確認できます。
プラチナバンドの導入も、現在はパートナー回線頼りのローバンドの届きにくいエリアを自社回線で利用できるようにするためです。
衛星通信を利用し、エリアカバー率100%を目指すこともアナウンスされています。
こうした自社回線エリア拡大の背景には、auとのパートナー回線の契約期限が2026年9月となっていることがあります。
将来的に契約更新が行われるかどうかは未知数で、それまでに可能な限り自社回線エリアを広げておきたいというわけです。
楽天モバイルの自社回線エリアがこれまで以上に広がれば、3大キャリアもうかうかしていられないですよね。
いずれにしても、楽天モバイルの自社回線が今後、より使いやすくなることだけは間違いありません。
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次に、楽天モバイルでどちらの回線が使われているか、エリアの確認方法について解説していきます。
楽天モバイルのエリア確認方法
楽天モバイルの電波が悪くなった時や、新しく契約する際など、対応エリアを確認する必要があるかもしれません。
楽天モバイルのエリア確認方法については、以下の4つがあります。
それぞれ詳しく解説していきます。
地図から確認する方法
画像引用元/楽天モバイル
楽天モバイルの対応エリアは、楽天モバイル公式サイトの「サービスエリアマップ」で確認できます。
また、同ページでは、住所を入力すればエリア確認も可能です。
住所から検索する場合は、「市町村名や住所を入力」欄に、知りたいエリアの市町村名や住所を入力しましょう。
ただし、サービスエリアマップでは、自社回線エリアかパートナー回線エリアかが判別できません。
どちらのエリアなのか確認するためには「パートナー回線エリアマップ」の利用がおすすめです。
地図上で濃いピンク色になっている部分が楽天回線のエリア、薄いピンク色なのがパートナー回線エリアです。
また、4G・5Gそれぞれの対応エリアを見たい場合は、「4G LTE」「5G」のタブを押すことで切り替えられます。
パートナーであるauの回線は全国カバー率が99%なので、国内ならほぼ利用できるといえます。
基地局を確認する方法
画像引用元/cellmapper
電波が繋がるエリアをより詳細に調べるためには「基地局毎の対応範囲を調べる」方法があります。
「cell mapper」というサービスを使用することで、各キャリアの基地局毎の電波が届く範囲を確認できます。
「cell mapper」で楽天回線が繋がる範囲を調べる手順は、以下の通りです。
cell mapper操作手順
- 左上にある『Menu』内の『Provider』をクリックして、各項目を以下のように設定
Provider:Rakuten-44011
Network:4G-LTE(5Gの場合は5G-NR)
Band:ALL - マップを見たい地域までスクロールする
- 赤い点マークが基地局のため、確認したい基地局をクリックする
- クリック後、各基地局の電波が届く範囲が、オレンジ色の枠線で表示される
ちなみに、緑色の四角マークは、実際に繋がった場所を表しています。
「エリア内なのに電波が繋がらない」「公式で発表されているエリアは正しいの?」と思ったときには、この方法を試してください。
つながる地下鉄の駅・駅間の情報を確認する方法
楽天モバイルでは、人口カバー率が99.9%を達成しているため、地下鉄の駅や車内でも使用することができます。
しかし、使用できるとはいえ、場所によっては通信状況が悪くなることもあるようです。
その原因として、楽天モバイルの自社回線エリアが拡大していることが挙げられます。
現状、楽天モバイルの自社回線はローバンドのみを使用しており、屋内や地下などでは電波が届きにくいのです。
地下鉄の各駅や駅間で楽天モバイルを使用できるかは、楽天モバイル公式サイトで確認しましょう。
現在未掲載の路線も、順次、掲載されていくようです。
海外のエリアを確認する方法
画像引用元/楽天モバイル
楽天モバイル 海外で利用する場合、ローミングによって指定70の国や地域でデータ通信が可能です。
ただし、海外で無料データ通信をできる容量は2GBまでのため、注意が必要です。
2GBを超過すると、通信速度は最大128kbpsに切り替わります。
超過後、高速データ容量を追加したい場合は、1GB当たり500円で追加することも可能です。
また、国や地域、使用端末によって、利用可否が異なります。
海外に行く際は、楽天公式サイトの「海外ローミング 対応エリア・料金」を確認しておきましょう。
設定手順や注意点も確認しておくことが大切です。
次に、楽天モバイルのエリアや電波についての口コミを調べてみましょう。
楽天モバイルのエリアや電波の口コミ
楽天モバイル 評判はネガティブなものもありますが、ポジティブな口コミも数多く見受けられます。
実際、楽天モバイルの評価は以下の図のように高めです。
テザリングを無制限で使えることなどが、特に高く評価されています。
ただ、実際に楽天モバイルを利用している人の口コミとしては、以下のようなものが目立ちます。
いずれの口コミも、自社回線エリアの拡大が関係しているのが注目点です。
エリアが拡大して速度改善されたから使いやすい
楽天モバイルでは現在でも、自社回線エリアの拡大を進めています。
同時に、5G対応エリアについても広がりつつあります。
比較的長期間、楽天モバイルを使用してきた女性は、こんな評価をしています。
30代 女性
使用料金無料だった時代から比べると、楽天モバイルの電波の入りは格段に良くなってきた。自宅が5Gエリアになったので、光回線の存在意義があるのだろうかとすら思えるぐらい接続がスムーズになった。
楽天モバイルは自社回線立ち上げ直後の一定期間、使用料金を無料にしていました。
その時代と比べても接続がスムーズになったのは、基地局が増えて繋がりやすくなったことが背景にあります。
無料期間がなくなったのは痛いですが、それでも使い勝手が良くなったことは評価されているようです。
パートナー回線から楽天回線への切り替え方がわからない
ただし、楽天モバイルの自社回線エリアの拡大でパートナー回線からの切り替えが必要になったものの、やり方が分からないという口コミも見かけます。
20代 男性
楽天モバイルの自社回線エリア内のはずなのに、なぜかパートナー回線になっている。本当に自社回線エリアに入っているのなら、切り替え方を教えてほしい。
このようなケースでは、以下のような方法でパートナー回線から自社回線に切り替えることが可能です。
- ・機内モードのオンオフ
- ・端末の再起動
- ・接続先を自社回線に固定する
最後の方法が可能なのは、iPhoneをはじめiOSがインストールされている環境のみです。
以下のような手順で接続先を楽天モバイル自社回線に固定します。
- ホーム画面で「設定」をタップ
- 「モバイル通信」をタップ
- 「ネットワーク接続」をタップ
- 「Rakuten」にチェックを入れる
パートナー回線から自社回線への切り替えは、基本的にシームレスに行われます。
しかし、古いiOS端末は回線切り替えが自動で行われません。
その場合には、上記のような手順で楽天自社回線に接続先を固定するのが効果的です。
エリア内なのにパートナー回線になることがある
楽天モバイルは自社回線とパートナー回線がシームレスに切り替わるため、知らないうちにパートナーの回線に切り替わっていたというケースもあります、
40代 男性
生活圏は楽天モバイルの自社回線圏内のはずなのに、なぜかパートナー回線に切り替わっていることがあるのはなぜだろう。
現在では自社回線もパートナーの回線も容量無制限なので実害はありませんが、気持ち悪いと感じる人がいても不思議ではありません。
自社回線圏内なのにパートナー回線に切り替わる理由としては、auのプラチナバンドを掴んでいることが考えられます。
都市部ではauのプラチナバンドを利用できるケースがあり、地下街での弱さが多少なりとも改善されています。
その場合、楽天モバイルの自社回線が届きにくい建物内や地下街では、auのプラチナバンドを掴むのです。
このため、自社回線エリア内なのに知らないうちにパートナー回線に切り替わっていたということが起きるのです。
楽天モバイルは通信やエリア以外にも注意点がありますので、楽天モバイル 評判の確認をおすすめします。
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さて、ネットでは「楽天モバイルの電波は悪い」という評判を見ることがあります。
なぜそのような悪評が流れるのか、その理由に迫ってみます。
楽天モバイルの電波が悪いと言われる理由
画像引用元/楽天モバイル公式サイト
楽天モバイルに関して、電波が悪い、圏外多発するなどのネガティブな評価が目につきます。
上記のような現象が起こる原因として、以下のものが挙げられます。
それぞれ詳しく解説していきます。
屋内や遮蔽物の間にいる
現状、自社のプラチナバンドが利用できない楽天モバイルでは、室内や遮蔽物の間にいると電波が繋がらないことがあります。
しかし、2023年10月23日、総務省は700MHzの未使用部分の周波数帯域について、楽天モバイルへの割り当てを決定しました。
楽天モバイルはこれを受け、2024年5月から順次、プラチナバンドの提供を開始するとアナウンスしています。
これによって、室内で電波が繋がりにくいなどの通信環境が改善されることが期待できます。
また、2023年6月からパートナー回線エリアが都市部の地下街などに拡大され、auのプラチナバンドが利用可能になっています。
通信障害が起こっている
画像引用元/RakutenBLOG
エリアや端末自体が原因ではない場合、楽天モバイルで通信障害が起きている可能性があります。
2022年7月に発生したau回線の大規模通信障害は、みなさんも記憶に新しいのではないでしょうか。
台風・大雪といった天候やシステム障害など、通信障害の原因は多種多様です。
ただ、どの通信業者でも通信障害を起こすリスクを抱えていることは間違いありません。
楽天モバイルでも、今後、通信障害を起こす可能性は0ではありません。
楽天モバイルの通信障害情報は、楽天モバイルの公式サイトで確認することができます。
端末が繋がらないときは、他回線の端末やWi-Fi環境下で確認しましょう。
端末が楽天モバイルに対応していない
他キャリアから楽天モバイルに乗り換えた際に、端末が楽天モバイルに対応していない場合、通信を行うことはできません。
楽天モバイルのショップで端末を購入せず、自分で端末を用意する際は注意が必要です。
特に、キャリアが販売しているAndroid端末の中には、楽天モバイルが使用している周波数帯に対応していないものもあります。
端末を変えずに乗り換える場合や、楽天モバイルショップ以外で端末を購入する場合は、あらかじめ端末が楽天モバイルに対応しているか確認しておきましょう。
楽天回線対応製品については、楽天モバイル公式サイトで確認することができます。
SIMカードの接触不良
SIMカードの汚れや、端末に衝撃が加わることで、SIMカードが接触不良を起こしている可能性もあります。
SIMカードの接触不良が原因だと思われた場合、以下の手順を試してみてください。
SIMカード接触不良の対処法
- ・端末の電源をオフにする
- ・SIMカードを取り出す
- ・やわらかい布などでSIMカードを拭く
- ・SIMカードを本体に入れる
- ・端末を起動させる
SIMカードはとても小さくデリケートです。
以下の2点については注意するようにしてください。
- ・ICチップに触れない
- ・無理やり抜き差ししない
ICチップに触れてしまうと、水分や手の油が付いて不具合を起こしてしまう可能性があります。
また、必要以上の力で押し込むと、SIMスロットが割れてしまうので注意してください。
次は、楽天モバイルが繋がらなくなったときの対処法を解説していきます。
楽天モバイルが繋がらない時の対処法
楽天モバイルが繋がらないケースとしては、以下の4つのシチュエーションが考えられます。
楽天回線エリアなのに繋がらない場合
楽天モバイルの自社回線には、遮蔽物に強いプラチナバンドが現時点では割り当てられていません。
そのため、楽天モバイルエリアにいても繋がらない場合があります。
対処法として、以下の4つを試してみてください。
- ・エリアを移動する
- ・端末を再起動する
- ・モバイルデータ通信と機内モードのON/OFFを切り替える
- ・電話か問い合わせフォームを利用する
エリア内を移動したり端末を再起動することで、通信状況を改善できることがあります。
また、モバイルデータ通信のON/OFFの切り替えについては、iPhoneとAndroid端末ではやり方が異なります。
iPhoneは以下の手順で実施可能です。
- 「設定」をタップ
- 「モバイル通信」をタップ
- 「モバイルデータ通信」をタップし、ON/OFFを切り替える
Android端末の場合は以下の通りです。
- 「設定」をタップ
- 「ネットワークとインターネット」をタップ
- 「モバイルネットワークまたはモバイル使用量」をタップ
- 「モバイルデータ」をタップし、ON/OFFを切り替える
問い合わせについては、電話か専用フォームのいずれかで行うことができます。
電話番号 | 050-5434-4653 |
---|---|
営業時間 | 9:00~17:00(年中無休) |
問い合わせフォーム | 楽天モバイルご利用者用電波改善・調査依頼 |
自力での解決が難しい場合は、利用してみましょう。
エリア情報が取得できませんと表示された場合
「エリア情報が取得できません」と表示された場合は、楽天回線とパートナー回線どちらにも接続できていない状況です。
原因として、パートナー回線が撤退している可能性が考えられます。
パートナー回線が撤退したばかりで、楽天回線が不十分な地域だと、圏外になることがあるようです。
対処法として、エリア内を移動してみることで、状況を改善できないか確認してみましょう。
それでも改善されない場合は、問い合わせをして代替機を借りることが可能です。
問い合わせは、上記の楽天モバイル公式サイトの「楽天モバイルご利用者用電波改善・調査依頼」フォームから行います。
5Gに繋がらない場合
5G対応エリアにいるのに5Gにならない場合、使用端末が5G通信に対応していないことが原因であると考えられます。
2024年3月現在、楽天モバイルで取り扱っている端末は、すべて5Gに対応しています。
ただし、古い端末をそのまま使用するようなケースだと、5G非対応ということも考えられます。
端末が5G通信に対応しているかを、あらかじめ確認しておきましょう。
楽天回線の通信エリア外に住んでいる場合
自宅が楽天回線エリア外であった場合は、以下のいずれかで対処しましょう。
- ・パートナー回線を利用する
- ・「楽天ひかり」に加入する
仮に、自宅が楽天回線エリア外であっても、パートナー回線を利用することで通信を行うことが可能です。
現在の「Rakuten最強プラン」はパートナー回線でも容量無制限なので、利用しない手はありません。
また、自宅のネット回線を「楽天ひかり」にするという方法もあります。
自宅ではひかり回線、外出先では楽天モバイルを使用するというように使い分けるのもいいでしょう。
楽天のサービスを複数利用することで、楽天ポイントの獲得数がアップするというメリットもあります。
データ通信も通話も無制限!
楽天モバイルのエリアについて、詳しい事情を知らない人が疑問を抱くのも無理はありません。
では、よくある質問としてはどのようなものがあるのでしょうか。
楽天モバイルのエリアに関するよくある質問
画像引用元/楽天モバイル公式サイト
楽天モバイルのエリアに関するよくある質問としては、以下のようなものがあります。
それぞれの質問について、簡単に回答していきます。
楽天モバイルの電波が悪い時に問い合わせすることはできる?
楽天モバイルの電波が悪い時は、問い合わせフォームから直接問い合わせができます。
電波が悪い、繋がらない場合などは、代替機を借りることもできます。
以下の、電話か問い合わせフォームで、問い合わせてみましょう。
電話番号 | 050-5434-4653 |
---|---|
問い合わせフォーム | 楽天モバイルご利用者用電波改善・調査依頼 |
楽天モバイルの5G対応エリアは狭い?
2024年3月現在、楽天モバイルの5G通信対応エリアは、まだ限られた範囲となっています。
しかし、基地局の設置やパートナー回線の拡大などで、5G対応エリアは急速に拡大中です。
今現在の5G対応エリアは、楽天モバイル公式サイトで確認できます。
楽天モバイルの無制限プランはいつ終了する?
現在の「Rakuten最強プラン」は、20GBを超過した後は月額3,278円で、無制限で高速データ通信を行うことができます。
長年、楽天モバイルではデータ無制限のプランを提供してきましたが、無制限プランの終了を懸念する意見もあるでしょう。
しかし、今のところ、定額での無制限データ使用の終了予定はないので大丈夫です。
今現在の通信障害を知る方法は?
楽天モバイルで通信障害が起こった際、今現在の通信に関する情報や今日1日の対応状況を知りたい場合は、以下の2つの方法があります。
- ・楽天モバイル公式サイトで、「障害情報のお知らせ」を確認する
- ・楽天モバイルの公式X(旧twitter)「楽天モバイル_お客様サポート」で確認する
公式の情報に頼ることが、最善だといえます。
楽天モバイルのパートナー回線はいつ終了する?
楽天モバイルが現在、KDDIと締結しているローミング契約の期限は2026年3月末です。
現時点でのパートナー回線の終了時期は、2026年3月末だということになります。
ただ、今後契約更新が行われるかどうかは分かりませんし、さらに延長される可能性もゼロではありません。
楽天モバイルの通信エリアは急速拡大中
楽天モバイルの通信状況やエリアについて、これまでネガティブな意見が多かったのも事実です。
しかし、現在の「Rakuten最強プラン」ではパートナー回線の容量制限を撤廃しました。
基地局を増やすことで、自社回線の繋がりにくさも改善されています。
一部地域では、パートナー回線のプラチナバンドを使うこともできるようになりました。
当初から価格面に関して優れていた楽天モバイルは、通信やエリアに関しても大幅な改善がなされたのです。
2024年5月からは、待望の自社回線のプラチナバンドが導入されることも決まっています。
今後、エリア拡大の停滞や方針の改悪が無い限り、有力な乗り換え先のひとつだと言っていいでしょう。
乗り換え時に楽天モバイル キャンペーンを利用すれば、よりお得になりますよ。
キャリア系の通信料金が高いと悩んでいる方は、楽天モバイルへの乗り換えを検討してみるのはいかがでしょうか。
データ通信も通話も無制限!
どこまで改善されるかは未知数ですけれど、今までより少しでも良くなるのなら願ったりかなったりですね。