アマゾン、採用計画の規模縮小を決定。セールスフォースも一部職種で採用停止、株価低迷を背景に【社内資料入手】

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年初来の株価下落に苦しむ巨大IT企業の現状が採用計画の変更から明らかになってきた。

Sundry Photography/Shutterstock.com

アマゾンは昨今の成長鈍化とコスト上昇に対処するため、リテール(小売り)部門の採用計画を規模縮小する。Insiderの取材で明らかになった。

Insiderが独自に入手した4月末の社内メールによれば、マーケットプレイス運営や倉庫運用、物流などを担当するアマゾンのワールドワイド・コンシューマー部門は、2022年の採用目標を1511人減らした

内情に詳しい関係者によれば、削減されるのはフルタイム従業員の新規採用のみで、時間給の倉庫作業員の採用数に変更はないという。

今回の1500人強という数字がワールドワイド・コンシューマー部門の採用計画全体に占める割合は不明。ただし、同関係者は規模感の参考になる数字を挙げており、部門内のあるチームは2022年の採用目標を7%削減する予定だという。

アマゾンの広報担当にコメントを求めたが返答はなかった。

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