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- 食材として万能な卵は、世界各地の美味しい朝食の要素として人気だ。
- ブルガリアのバニツァからメキシコのウェボスランチェロスまで、チーズと合わせて卵を美味しく食べる方法は数多くある。
- イラクではラム肉と卵、イギリスではフライドエッグとソーセージが定番だ。
イギリスでは、イングリッシュ・ブレックファストを楽しもう。
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この朝食は間違いなく満腹感を与えてくれるだろう。
ガーディアンによると、イギリスのフライアップはソーセージやベーコン、フライドエッグ、トマト、豆などで構成される。
紅茶は欠かせない。
チーズと卵を詰めたバニツァは、ブルガリアで人気の朝食だ。
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サクサクのパンは、クロワッサンだけではない。
Taste Atlasによると、バニツァは卵と白チーズを薄いパイ生地で包んだブルガリアの伝統的な料理だ。
ホウレンソウやリーキ、玉ねぎといった野菜を入れることもある。
バインミー・オップラーはベトナムの朝食の定番だ。
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バインミーは一般的に豚肉と、ニンジンやラディッシュといった酢漬けの野菜を挟んだサンドイッチだ。
ソーセージや飴色に炒めた玉ねぎ、フライドエッグを挟んでもいい。温かい紅茶と合わせれば、満足感のある朝食になる。
シャクシューカはアフリカ南西部から北部の国々で食べられている色鮮やかな朝食だ。
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1日の始まりに、温かくて満足感の得られる食事を求めているなら、このスパイシーな料理がぴったりだ。
Culture Tripによると、シャクシューカはピーマン、玉ねぎ、ハーブ、チーズの入ったトマトソースに卵を加えたものだ。パンを添えて、半熟卵にディップして食べてもいい。
フライパン1つで作れるこの朝食は、赤唐辛子、クミン、パプリカといったスパイスで味を調える。中東の一部地域でも人気の一皿だ。
ポーランドのスクランブルエッグは卵とソーセージで作る。
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ポーランド旅行は、「jajecznica」というスクランブルエッグとソーセージの朝食を食べずには完結しない。
Polish Your Kitchenによると、この料理はきゅうりやパリっとしたラディッシュと一緒に食べられることが多いという。
ぺリコは満腹感の得られるベネズエラの朝食だ。
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ぺリコは、南米で人気の朝食だ。
Hispanic Kitchenによると、パン、牛乳を入れたコーヒー、アレパという薄焼きパンと一緒に食べられることが多いという。
ぺリコは玉ねぎ、ピーマン、トマトを入れたスクランブルエッグだ。
マクラマ・ラーム —— ラム肉とトマトを入れた卵料理 —— はイラクで人気の一皿だ。
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スパイス好きなら、このイラク料理を気に入るだろう。
Saveurによると、この料理はラム肉と卵が主役だ。この2つにカレー粉、玉ねぎ、トマト、パセリを加えて作る。
マレーシアのナシレマッには、さまざまな食材が使われている。
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この料理には、1日の始まりに欲しいもの全てが含まれている。
The Starによると、ナシレマッはココナッツミルクとパンダンリーフで米を調理したマレーシアの国民食だ。固ゆでのゆで卵、アンチョビ、揚げたピーナッツ、スライスしたきゅうり、チリペースト、サンバルと合う。
ウェボスランチェロスは、ひとつ上のレベルのメキシコの朝食だ。
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ウェボスランチェロスは、メキシコの伝統的な料理だ。
Simply Recipesによると、ウェボスランチェロスはフライドエッグとコーントルティーヤでできている。
さらに美味しく食べるためには、アボカド、メキシコ風の米、リフライドビーンズを加えてもいい。
卵とハッシュブラウンは、アメリカで愛されている組み合わせだ。
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Food Networkによると、州によってもさまざまだが、一般的にアメリカ人はパンケーキ、ハッシュブラウン、ソーセージ、卵が大好きだ。
スクランブルエッグ、フライドエッグ、目玉焼き…… 卵料理も多くのアメリカ人が朝食に加えたい一品だ。
アフガニスタンのフライドエッグには、じゃがいもと玉ねぎが欠かせない。
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タンパク質たっぷりの朝食を探しているなら、アフガニスタンの卵料理を試してみよう。
Tasted Recipesによると、この手軽に作れる一品は、角切りにしたトマト、フライドエッグ、チリペッパーを1つのフライパンで調理する。
風味を増したいなら、ジャガイモ、オレガノ、刻んだコリアンダーを加えてもいい。
ジョージアのハチャプリは、卵とチーズが入ったパンだ。
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Saveurによると、チーズが入ったハチャプリはジョージアの国民食だ。
ボートの形をしたパンには、一般的に塩気の強いチーズまたは砕いたフェタチーズが入っている。
焼きたてのパンの溶けたチーズの上に卵を落としたら完成だ。ソースをパンにつけて食べよう。
ククサブジは、ハーブたっぷりの香りの良いペルシャのオムレツだ。
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Mediterranean and Dishによると、ククサブジはパセリ、コリアンダー、ディル、リークを入れたペルシャの伝統的なオムレツだ。
クランベリーや焼いたクルミを乗せたり、ヨーグルトやラブネ、ピクルス、オリーブを添えてもいい。
日本の卵焼きは、熱々でも冷めても美味しい。
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Serious Eatsによると、卵焼きは熱々でも冷めても食べられる卵料理で、寿司ネタとしても人気だ。
しょうゆ、酒、だしで味付ける。大根を添えても美味しい。
アルメニアでは、卵にパセリと玉ねぎを入れて焼く。
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Armenian Kitchenによると、パセリと玉ねぎを入れた卵料理はこの地域では一般的な料理だ。
卵はハーブと一緒に、キャノーラ油を多めにひいたスキレットで焦げ目がつくまで揚げる。平焼きのパン(ラバシュ)や新鮮なパセリを添えてもいい。
ペルーのソーセージ(サルシッチャ・ワチャナ)と卵は、揚げたユッカを添えて出される。
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Mi Comida Peruanaによると、この料理のレシピはペルー北部の都市ワチョが起源だという。
ソーセージはゆでたユッカまたはフライドポテトと一緒にフライパンで揚げる。
イギリスでは、スコッチエッグが食べられるかも。
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固ゆでのゆで卵が好きな人には、スコッチエッグがお勧めだ。
Bon Appétitによると、スコッチエッグは卵をフライドソーセージとサクサクのパン粉でくるんで作る。
ポルトガルのエッグタルトは、卵、シナモン、バニラがたっぷり。
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朝食に甘いものが欲しい人は、ポルトガルのパステル・デ・ナタがお勧めだ。
Tasting Tableによると、温かくてサクサクとしたこのエッグタルトには、卵、砂糖、シナモン、バターで作ったクリーミーなカスタードが詰まっている。
[原文:What an egg breakfast looks like in 18 places around the world]
(翻訳、編集:山口佳美)