ゴルフ松山英樹選手がマスターズ優勝-日本人男子初メジャー制覇
James Ludden
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男子ゴルフの海外メジャー大会、マスターズ・トーナメントは11日、米ジョージア州オーガスタ・ナショナルGCで最終ラウンドが行われ、松山英樹選手が1打差で初優勝を果たした。日本人男子のメジャー制覇は初めて。
松山選手(29)は最終日を2位と4打差でスタート。15番で池につかまるなど幾つかの厳しい場面を除けば、最終ラウンドは大きなプレッシャーにさらされることなく、通算10アンダーでトーナメントを終えた。
松山選手は愛媛県出身。「アジア・アマチュア選手権」優勝で出場権を得てマスターズに初出場してから10年。国民的ヒーローとして凱旋(がいせん)することになる。
ゴルフ関連に「ご祝儀買い」、松山マスターズ優勝で業界活性化を期待
菅義偉首相は12日、松山選手の優勝について記者団に対し、「本当に素晴らしかった。新型コロナの影響が長引く中で日本中の皆さんに勇気と感動を与えてくれたのではないだろうか」と発言。東北の大学の出身である松山選手が「東日本大震災からの復興にも大きな力を与えてくれたものと思っている」とコメントした。
原題:Matsuyama Makes History as First Japanese Person to Win Masters(抜粋)
(松山選手のスコアと菅義偉首相のコメントを追加して更新しました)
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