就活生の印象に残る会社説明会のポイントとは

会社説明会を担当することになったものの、採用につながるような説明会にするにはどうしたらいいのか、疑問に思う担当者の方もいるかもしれません。この記事では、就活生の印象に残る会社説明会のポイントについて解説します。

会社説明会の目的

会社説明会の目的は、参加した就活生に自社を知ってもらい、選考に進む意思形成を行うことです。参加した就活生に、「この会社で働くイメージができた」「この会社に入りたい」という気持ちになってもらえたら、会社説明会が成功したといえるでしょう。

就活生はどんな内容を期待しているのか

【2023年卒学生就職モニター調査(4月)】(マイナビ2022年実施)一部抜粋

「2023年卒学生就職モニター調査(4月)」(マイナビ2022年実施)によると、会社説明会で学生が聞きたかったと回答した割合が最も高かったのは「具体的な仕事内容(50.9%)」です。この内容は、説明会で実際に聞いたという割合も最も高いため、会社説明会では必須の内容といえます。

この調査の中で興味深いのは、学生が聞きたかった内容として上位にあがっている「社風・社内の雰囲気(38.7%)」「入社後のキャリアモデル(34.9%)」「入社後の待遇(28.3%)」については、説明会で実際に聞いたという割合が低いという点です。つまり、これらの内容は学生が聞きたかったけれど聞けなかった内容であるということがわかります。
こうした部分をうまく伝えられると、就活生にとって満足する内容となるでしょう。

好印象を与える会社説明会のポイント

就活生は説明会で実際に社員と会うことで、会社の雰囲気を見ています。説明会での雰囲気は、そのまま会社の雰囲気として想像されるということを念頭に置いておくといいでしょう。
マイナビの調査では、印象の悪かった会社説明会について以下のような結果が出ています。

【2023年卒学生就職モニター調査(4月)】(マイナビ2022年実施)一部抜粋

「社員の態度が悪かった」という回答のほかに、説明会の内容に言及する回答も目立ちます。自分で調べればわかるような内容を長々と話されたり、説明会の進行の段取りが悪かったりすると、話を聞く側は退屈に感じてしまうかもしれません。学生がどんな内容を求めているのか理解したうえで、プレゼンテーションの仕方を工夫すると良い印象を与えることができます。

ここでしか聞けない情報を盛り込む

せっかく時間を使って会社説明会に参加しても、ホームページやパンフレットを見ればわかるような内容しか聞けなかったという場合、あまり良い印象を与えられません。入社後の給与体系やキャリアプラン、社内の雰囲気など、就活生が聞きづらいような内容を説明に盛り込むと、参加して良かったと思ってもらえるでしょう。

講義型の説明会以外の内容も取り入れる

【2023年卒学生就職モニター調査(4月)】(マイナビ2022年実施)一部抜粋

マイナビの調査では、印象の良かった説明会について、社員やセミナーの雰囲気の良さに続いて「少人数制で話がじっくり聞けた」「セミナーの長さが適切だった」「社員同士の座談会で率直な話が聞けた」という理由も上位にあがっています。会社の説明をする時間を設けることは必要ですが、必要以上に講義型の説明会が長くなってしまうと、受け身の説明会となり印象に残りづらいかもしれません。座談会やグループワークなど、就活生も参加できるような内容を取り入れるといいでしょう。

資料やスライドを分かりやすいものにする

説明会において就活生が目にする資料やスライドはとても重要です。どんな資料やスライドを作成するかによって就活生が受ける印象も異なってきます。合同企業説明会のように、多数の企業が集まるような説明会だと、興味をひくようなスライドを作成することで自社をアピールすることができます。また、企業のイメージに合ったスライドや内容を分かりやすくまとめたスライドだと就活生の印象に残りやすいです。

ビットセンスのパワーポイント制作の魅力

ビットセンスのパワーポイントは、会社説明会という限られた時間の中で、会社の特徴や強みを伝え、就活生の興味や関心を引き出したいという要望に応えるツールです。

利用場面に応じたパワーポイントの作成

パワーポイントを合同企業説明会で使用するのか、個別企業説明会で使用するのかだけでも内容は大きく異なります。また、双方で異なるスライドを使用すれば、両方の説明会に参加した就活生にも良い印象を与えられるかもしれません。いつ・どこで・誰に対して利用するのかを考えることで、効果の高いパワーポイントを作成することができます。

担当者に左右されない

会社説明会を担当する人事担当者、採用担当者は、社内の異動により変わることもしばしばあります。担当者によってプレゼンテーションの質が変わってしまうと、安定した採用活動が滞ってしまうかもしれません。そうした課題があり悩んでいるという企業様には、ナレーション入りのスライドや、動画を組み込んだスライドなど、担当者に左右されないパワーポイントを作成するという方法があります。ビットセンスでは多様なパワーポイントの提案をいたします。

採用ピッチ資料として活用

採用ピッチ資料とは、求職者に向けた会社説明資料のことを指します。近年採用のオンライン化が進み、採用ピッチ資料を採用サイトに掲載する企業が増えつつあります。採用ピッチ資料の「ピッチ」とは「短いプレゼンテーション」という意味で、企業の魅力や特徴を中心にまとめており、会社説明会でも説明資料として兼用が可能です。

まとめ

会社説明会は、企業にとって採用活動を円滑に進めるための第一歩といえます。就活生の印象に残る説明会となるよう、事前準備をしっかりして臨みましょう。

ビットセンスでは、採用ツールを通した最適な情報発信の方法をご案内しています。お気軽にご相談ください。

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