次世代エネルギー 水素の理解深める 三島・北上中で環境講座
三島市立北上中で7日、環境教育出前講座が開かれた。3年生約150人が燃料電池の実験などを通じ、次世代エネルギーとして注目される水素について理解を深めた。
同市と地方創生に関する包括連携協定を結ぶ静岡ガスに委託して開催。同社研修センターの二村文久さんが講師を務め、水素と酸素を化学反応させて発電する燃料電池の仕組みなどを紹介した。
生徒たちは燃料電池を使った実験で、少量の水素を注入するだけでモーターが回転し、模型のカモメの羽が動くことを確認。手回し発電機を使い、水を水素と酸素に電気分解する大変さも体感した。液体窒素を使った実験も行われ、楽しみながら科学の面白さに触れた。