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浜名湖フリースタイル選手権 守屋選手がV3 ウインドサーフィン

 浜松市西区の浜名湖村櫛海岸を拠点に活動するウインドサーフィンのプロ選手守屋拓海さん(17)=クラーク記念国際高浜松2年=がこのほど、同海岸で開催された全国大会「浜名湖フリースタイル選手権」で優勝し、3連覇を達成した。4戦の合計で競うプロツアーの年間王者にも輝いた。

ウインドサーフィンの全国大会を3連覇した守屋選手=浜松市西区村櫛町
ウインドサーフィンの全国大会を3連覇した守屋選手=浜松市西区村櫛町
大会でジャンプを決める守屋拓海選手=17日、浜松市西区の浜名湖村櫛海岸
大会でジャンプを決める守屋拓海選手=17日、浜松市西区の浜名湖村櫛海岸
ウインドサーフィンの全国大会を3連覇した守屋選手=浜松市西区村櫛町
大会でジャンプを決める守屋拓海選手=17日、浜松市西区の浜名湖村櫛海岸

 大会は16、17の両日に実施。プロクラスには全国各地のトップ選手約10人が出場し、トーナメント方式で頂点を競った。守屋選手は、風上に向かって横向きに1回転する高難度の技「ポンチ」をコンスタントに成功させるなど、安定感のある戦いを展開した。
 同競技は、ヨットのセイルのような帆が固定されたサーフボードを使用する。風と波を見極めてジャンプを決め、完成度を競う。守屋選手は「大会2日目は強い風が吹いて得意なコンディションだった。狙い通り3連覇できてうれしかった」と振り返った。
 ウインドサーフィンのショップを経営する父の影響で、小学校時代に競技を始めた守屋選手。中学生以降は海外の大会に積極的に挑戦している。「体の大きな欧州のトップ選手と、まだまだ大きな力の差がある」と現状を分析。2024年はドイツで開催される大規模な国際大会に出場する予定で、「体を強くしながら技に磨きをかけていく。将来は世界一の選手になりたい」と抱負を語った。

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