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テーマ : 将棋・囲碁

静岡人インタビュー「この人」 全国高校総合文化祭将棋部門で準優勝した 佐々木香歩さん(沼津市)

 日大三島高囲碁将棋部2年。8月に鹿児島県で開かれた第47回全国高校総合文化祭将棋部門兼第59回全国高校将棋選手権女子個人戦で準優勝に輝いた。2月の全国高校文化連盟将棋新人大会3位から順位を上げており、今後は全国大会優勝を目指す。17歳。

佐々木香歩さん
佐々木香歩さん

 ―棋歴は。
 「札幌市に住んでいた6歳の頃に父の影響で将棋教室に行って指し始めた。小学2年の時に沼津に移り住んでからは、プロを目指して日本将棋連盟の研修会にも通った。中学時代は将棋から離れていたが、子供の頃に練習で通った日大三島高囲碁将棋部に入り、再開した」
 ―将棋の魅力は。
 「囲碁やチェスと比較はできないが、一手で形勢が変わるところが面白い。指し始めた頃から練習を嫌だと思ったことがなく、将棋を好きな気持ちは変わらない。盤上の戦法ではカウンター気味に攻める振り飛車の一種『四間飛車』が好き。相手にやられると嫌だと思う戦法も、同じ振り飛車」
 ―準優勝の感想は。
 「大会は2日間。予選を3勝1敗で突破し、28人で争う決勝トーナメントに挑んだ。決勝で負けた東京代表の生徒も含め、戦った相手はみんな強かった。結果についてはうれしくもあり、悔しくもある。来年2月の新人大会では全国優勝を目指したい」
 ―今後の抱負は。
 「来夏の全国高校将棋選手権には団体戦で出たい。囲碁将棋部には自分を含めて女子部員が2人だけだが、団体戦に出るにはあと一人必要。3年生になったら新入生の勧誘に力を入れたい。大学に進学しても、将棋部に入って将棋を続けていきたい」
 (教育文化部・マコーリー碧水)

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