女子・富士見が3連覇 三島南にストレート勝ち 静岡県高校新人バレー
バレーボールの静岡県高校新人大会は3日、草薙このはなアリーナで女子の決勝を行い、富士見がストレートで三島南を破り、大会3連覇を飾った。3位決定戦の女子は藤枝順心が清水桜が丘を下した。上位4校が東海大会(3月、三重)に出場する。
女子の富士見は春高を経験したエース福元とミドルブロッカー鈴木の1年生コンビがチームをけん引し、三島南に付け入る隙を与えなかった。福元が強力なジャンプサーブで相手の守備を崩し、鈴木のブロックやスパイクで得点を重ねた。
福元は「自分が決めるしかないという気持ちで、思い切り打つことを意識した」と、エース3本を含む17本のサーブで連続得点の起点となった。鈴木も「ブロックで止めたり、ワンタッチを取れたり、練習してきたことができた」と、春高で得た自信を成長につなげている。
主力に2年生は主将でリベロの千葉だけ。3年生が抜け、現段階で攻撃力は前チームに劣るが「守備は去年よりいい」と甲斐監督。千葉は「2段トスやつなぎの一つ一つを大切にしている」と守備力を新チームの武器にするつもりだ。
春高では富士見初の8強入りを果たしたが「先輩のおかげ」と福元。今年は自分が4強以上に導く覚悟だ。
(運動部・結城啓子)