「スポーツを習慣に」 静岡県やスポーツ庁、沼津で全国会議室 伏長官ら参加

 静岡県やスポーツ庁などは10日、「生涯スポーツ・体力つくり全国会議2023」を沼津市のプラサヴェルデで開いた。室伏広治スポーツ庁長官=同市出身=をはじめスポーツに関わる有識者らが、研究協議や意見交換を行った。

討論を行う室伏広治長官(左)ら=10日午前、沼津市内
討論を行う室伏広治長官(左)ら=10日午前、沼津市内

 室伏長官は冒頭、「一人一人が健康を大切に考え、楽しくスポーツを行うことが生活習慣の一部になってほしい。東京オリンピック、パラリンピックのレガシーを今年も受け継ぎたい」とあいさつ。室伏長官と、北京、ロンドンオリンピックの競泳日本代表の伊藤華英氏らが「第3期スポーツ基本計画で求められること」と題して討論に入った。「スポーツは自発的にやることが大事」「性別、年齢、障害の有無に関係なく、取り組める環境づくりが必要」などと訴えた。
 健康、体力作りを推進している組織に送られる「22年度体力つくり優秀組織表彰」の表彰式も行われた。同市は「体力つくり国民会議議長賞」を受賞した。
 10日午後は分科会を行う。

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