椎木里佳さん いわたPR大使に 起業家「しっぺい発信考えたい」

 磐田市は7日、地元ゆかりの著名人に市の魅力を全国に発信してもらう「静岡いわたPR大使」に、中学3年で起業し、10代向けの商品開発やマーケティングなどを手がける起業家の椎木里佳さん(24)を委嘱した。

草地市長から委嘱状を受け取る椎木里佳さん(右)=磐田市役所
草地市長から委嘱状を受け取る椎木里佳さん(右)=磐田市役所

 市役所で行われた委嘱式で草地博昭市長が椎木さんに委嘱状を手渡した。椎木さんは「特技のSNSを使い、ゆるキャラの中でも人気のあるしっぺいを発信できる仕掛けを考えたい。『SNSを一番使いこなせている自治体』を目標に、市の広報の手助けもしたい」と抱負を述べた。
 父は磐田市出身で、アニメ「パンパカパンツ」などをプロデュースしたDLE創業者の椎木隆太さん。本年度から、親子でPR大使を務める。椎木さんは「年末は父の実家がある磐田に帰省する。大晦日には西光寺で除夜の鐘を鳴らし、家族そろって見付神社に初詣に行くのがお決まり」と、磐田への縁を語った。
 PR大使には椎木さん親子のほか、EXILEのAKIRAさん、数多くのミュージックビデオを手がける映像ディレクター鈴木利幸さん、市歌「ふるさと いわた」などを手がけた作曲家山下康介さんの計5人が務める。

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