プロ野球オープン戦（巨人 ９－４ 阪神）＝プロ野球オープン戦開幕 巨人猛攻 阪神下す 戸郷は上々 松原３安打
◇巨人―阪神（１３時１分、沖縄セルラースタジアム那覇、１４５８１人）
阪 神
０１２００００１０―４
７０００００２０×―９
巨 人
［勝］戸郷１試合１勝
［敗］伊藤将１試合１敗
［本］佐藤輝１号②（赤星）ミエセス１号①（松井）
▽二塁打 秋広、木浪▽盗塁 福島（１）▽失策 中野、門脇、中田、湯浅（巨）
▽試合時間 ３時間
【評】巨人は開幕投手に決まっている戸郷が上々の内容で１回無失点。調整遅れの不安を拭った。１番に入った松原が３安打。阪神は佐藤輝が豪快な２ランで持ち味を発揮。先発の伊藤将は３回７失点、湯浅は１回２失点と不安を残した。
虎を１回無失点 不安打ち消す
心配を１４球で打ち消した。開幕投手に決まっている巨人の戸郷がオープン戦初戦に先発し１回を１安打無失点。調整の遅れが懸念されていた右腕が、昨年日本一に輝いた阪神の上位打線を力で封じた。「質の高い真っすぐが投げ込めた。最初にしては多少はいいものが出た」と笑顔を見せた。
先頭の近本に左前打を許したものの、その後は１４０キロ台中盤の速球を軸にストライク先行で攻め、中野、森下、大山を飛球で打ち取った。開幕戦で対戦するだけに「タイガースの主力に、どれだけのものが投げられるかをまずは確認したかった」。手応えの残る結果だった。
阿部監督は「次はもう少し（長い）イニングを投げるかもしれないし、いい調整をしてもらいたい」とエースの前進を期待した。
ダッグアウト
阪神・岡田監督（一回に７失点の伊藤将に）「びっくりしたわ。（評価には）何も関係はないよ。二、三回はしっかり投げているやんか」
近本（一回に巨人の開幕投手、戸郷の速球を捉え左前打）「目付け（球筋の想定）をして、そこに来たら打とうと思っていた」
いい茶0
