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2012年3月7日21時31分
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「東北の人たちに」と1千万円 長崎の郵便局に紙包み

写真:郵便局ロビーで見つかった袋の中にあった現金1千万円とメモ=7日、長崎県警浦上署拡大郵便局ロビーで見つかった袋の中にあった現金1千万円とメモ=7日、長崎県警浦上署

 7日午後4時半ごろ、長崎市川口町の長崎北郵便局で、ロビーにあった手さげ袋の中に「東北の災害の人達(たち)に使って下さい」と書いたメモと紙包みがあるのを局員が見つけ、浦上署に連絡した。駆けつけた署員が立ち会って中を確かめると、現金1千万円が見つかった。

 署などによると、手さげ袋は客が伝票などを書くために使うカウンターの本棚の上にあった。100万円ごとに帯で束ねた現金が、新聞紙に包まれた状態で入っていた。名前など持ち主の身元を示すものはなかったという。

 署は拾得物として3カ月保管し、持ち主が現れない場合は郵便局に返す。郵便局会社九州支社は、その後の扱いについて「これから検討する」としている。

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