外交官として中国と約40年渡りあってきた垂秀夫氏が、大使の任を終えて退官した。近年、枕ことばとともに紹介される官僚も少ないが、激しい仕事ぶりと中国理解の深さで、在職中は「中国が最も警戒する外交官」との評も得た。変質する隣国と私たちはどう向き合えばいいのか、聞いた。
――台湾総統選がありました…
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- 【解説】
非常に示唆に富む垂大使のインタビュー。中国の内在的論理を理解しながら、その強み、弱みを分析し、「等身大の中国」と向き合ってきた垂さんならではのコメントや分析がちりばめられている。ともすれば、中国を過小評価、過大評価しがちな外からの目に対して
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