(文化の扉)田中小実昌の生き方 仲間と「酔狂連」/人知超えた「何か」見つめ書く

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 ユーモアと、そこはかとなく漂う哀愁。哲学の造詣(ぞうけい)も深かった。テレビや映画など幅広く活躍した直木賞作家の田中小実昌(こみまさ)さん(1925~2000)である。愛称「コミさん」。没後20年、その生き方を考える。

 暗やみにネオン看板が浮かび上がる。東京・歌舞伎町の飲食店街「新宿ゴールデン…

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