滋賀県出身のプロ野球選手らと交流する「こどもたちの未来へ、夢の架け橋プロジェクト」が12月28日、大津市のマイネットスタジアム皇子山で開かれる。ソフトバンクや巨人で活躍し、今季限りで現役を引退した松田宣浩さん（草津市出身）の引退記念を兼ねる。スタンドから無料で観覧できる。

　イベントは今年で5回目。松田さんのほか、楽天の則本昂大選手（多賀町出身）▽西武の山田陽翔選手（栗東市出身）▽オリックスの茶野篤政選手（東近江市出身）ら11人の現役選手らが参加する予定。

　市内外のスポーツ少年団から約400人が参加し、プロのチームと試合をし、バッティング対決をしたり、ノックを受けたりする。来場した小学生を対象に、現役選手のグッズをプレゼントする抽選会もある。

　主催する公益財団法人大津市公園緑地協会の担当者は「感謝の気持ちを込めて松田さんを送り出したい。たくさんの人に来場していただけたら」。観覧者用の駐車場がないため、公共交通機関の利用を呼びかけている。

　イベントは午前9時半から正午まで。問い合わせはマイネットスタジアム皇子山（077・522・8015）へ。（仲程雄平）