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　南米ベネズエラで3日、同国が領有権を主張する東の隣国ガイアナの一部地域をベネズエラ領とするかどうかなどを問う国民投票が実施され、選挙管理当局は「賛成」が95%に達したと発表した。対象はガイアナの国土の7割に及ぶ広大な地域で、ガイアナは猛反発している。

　国民投票の対象となったのはガイアナの「エセキボ地域」。面積は北海道の約2倍に当たる約16万平方キロメートルと、国土の3分の2を占める。住民は約12万5千人、土地のほとんどが密林に覆われている。

　同地域を巡っては国際仲裁裁定が1899年、当時ガイアナを植民地としていた英国の領土だと認めた。だがベネズエラは「英国が不当に土地を略奪した」として裁定は無効と主張。以来、帰属を巡る争いが続いてきた。

　ガイアナでは2015年、米…