岸田首相、靖国神社に真榊を奉納 閣僚は新藤氏ら参拝
山崎毅朗
岸田文雄首相は17日、東京・九段の靖国神社で秋季例大祭が始まったことにあわせ、「内閣総理大臣 岸田文雄」の名前で、供え物の「真榊(まさかき)」を奉納した。
首相は2021年秋の就任以降、春季と秋季の例大祭にあわせて真榊を奉納。8月15日の「終戦の日」には代理人を通じ、自民党総裁として私費で玉串料を納めている。いずれも本人の参拝は見送っている。
閣僚では、17日に新藤義孝経済再生相、高市早苗経済安全保障担当相が参拝し、16日には西村康稔経済産業相が参拝した。新藤氏は記者団に、「かつて国のために、そして家族のために重き務めを果たされた英霊の皆様に、尊崇の念を込めてお参りをしました」と語った。(山崎毅朗)