初のオリンピックへ パリ五輪男子マラソン代表に内定の2人、経歴は

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 パリ五輪のマラソン代表を決めるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)が15日、東京・国立競技場発着の42・195キロで開かれ、男子は小山直城(なおき)(27=ホンダ)が2時間8分57秒で優勝し、初の五輪代表に内定した。2位に入った赤崎暁(25=九電工)も、初の五輪代表に内定した。

 小山は埼玉県出身。埼玉・松山高3年時には、全国都道府県対抗男子駅伝で4区を走って区間賞を獲得。埼玉チームの初優勝に貢献した。

 進学した東農大では、チームとしての箱根駅伝出場はならなかったが、2年生の時に関東学生連合チームに選抜され、4区を走った。

 ホンダに入社して5年目。昨年からマラソンに挑戦し、今年の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)では「エース区間」とされる最長の4区を走ってチームの優勝に貢献した。ベストタイムは、今年7月にオーストラリアであったゴールドコーストマラソンで記録した2時間7分40秒。マラソンはMGCが5戦目だった。

 赤崎は熊本県出身。熊本・開新高時代は全国大会とは無縁だったが、拓大進学後に成長し、箱根駅伝を4年連続で走った。

 九電工に入社し4年目。昨年からマラソンに挑み、MGCが4戦目だった。ベストタイムは昨年12月の福岡国際でマークした2時間9分1秒。

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