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　岸田文雄首相は21日、東京・九段の靖国神社で始まった春季例大祭に、「内閣総理大臣　岸田文雄」の名前で、供え物の「真榊（まさかき）」を奉納した。加藤勝信厚生労働相も真榊を奉納した。高市早苗経済安保相は同日午後に参拝、私費で玉串料を納めた。

　首相は2021年秋の就任以来、春季と秋季の例大祭にあわせて真榊を奉納した。また、昨年8月15日の「終戦の日」には、代理人が自民党総裁として私費で玉串料を納めた。首相自身は参拝していない。