大型の台風14号 連休の九州を直撃か 来週にかけて広範囲に影響

宮野拓也
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 14日午前に小笠原諸島の近海で発生した大型で強い台風14号は、15日にかけて発達しながら日本の南を移動した。16日から17日にかけて、強い勢力で沖縄地方と九州南部・奄美地方に接近する見込み。気象庁が沖縄地方などは暴風や高波に厳重に警戒するよう呼びかけている。

 同庁によると、15日午後9時時点で、台風14号は時速約15キロの速さで西へ進んでいる。中心気圧は970ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は35メートルで最大瞬間風速は50メートル。18日から19日ごろには強い勢力で九州に最も接近した後、20日ごろにかけて進路を次第に東に変え、西日本から北日本の広い範囲が影響を受ける可能性がある。

 17日午後6時までの24時間に予想される降水量は多いところで、九州南部・奄美100ミリから200ミリ▽沖縄100ミリから150ミリ。(宮野拓也)

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