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　名古屋のシンボル・金のシャチホコを模したシュークリーム「シャチボン」が、11年ぶりに復活した。JR名古屋駅広小路口近くの「カフェデンマルク」で8日に発売され、約20人が発売前から列を成し、約1時間で用意した分が完売。根強い人気ぶりをみせた。

　ジェイアール東海フードサービスによると、シャチボンは2000年に名古屋駅で発売された。シュー生地でシャチホコの反りを再現し、2種類のクリームを中に詰めたお菓子。イチゴでできた舌を出したひょうきんな表情で人気商品になった。だが販売していたカフェが閉店したことなどが理由で、11年に姿を消した。

　その後、同社の主力商品はひよこを模した生菓子「ぴよりん」に移った。だが愛らしいぴよりんとは異なり、シュールな雰囲気があるシャチボンも「ぜひ復活を」との声が多く寄せられていた。3、4年前に復活に向けた企画が始動。かつてシャチボンを手がけたパティシエの協力も得て、待望の復活を果たした。

　企画を主導したのが三原貴志…