ICカード導入などで名阪近鉄バスと大垣市が協定 岐阜

松永佳伸
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 岐阜県大垣市と、西濃地域で路線バスを運行している名阪近鉄バス(本社・名古屋市)は30日、地域公共交通のデジタル化を推進するための連携協定を結んだ。

 名阪近鉄バスは、大垣市内で運行している全26路線、約65台の路線バスで全国共通の交通系ICカードが来年1月から利用できるようにする。

 2019年度から岐垣線(若森車庫前~岐阜聖徳学園大学)で実証実験を続けている路線バスの位置情報提供サービス「バスキャッチ」を今年10月から全路線に拡大する。市はデジタル化の推進にあたり、名阪近鉄バスに対し、約800万円を助成する。

 また、大垣市は国土交通省が進める「標準的なバス情報フォーマット」を整備し、グーグルマップを活用した公共交通デジタルマップを作成。それを名阪近鉄バスに無償で貸与する。(松永佳伸)

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