「日本に報復措置講じる」ロシア外務省報道官が表明 経済制裁に反発
ロシア外務省のザハロワ報道官は6日の記者会見で、ウクライナに侵攻したロシアへの経済制裁に加わった日本に対して、「報復措置を講じていく」と表明した。
ザハロワ氏は岸田文雄政権に対して、「反ロシアのヒステリーを日本社会でかたくなに引き起こし続けている」と批判。米欧などを念頭に、「外国からの指示に従っている」とし、「これまでの政治家らが築き上げた二国間の協力関係が破壊されている」と述べた。
これに対し、松野博一官房長官は7日午前の記者会見で、「今回の事態は、すべてロシアによるウクライナ侵略に起因して発生している。日本側に責任を転嫁しようとするロシア側の対応は極めて不当であり、我が国として受け入れられない」と批判した。
松野氏は「一刻も早くロシアの侵略をやめさせ、ロシア軍を撤退させるために、ロシアに対して強い制裁措置をとっていくことが必要だ」と主張。追加制裁について「引き続き、G7(主要7カ国)をはじめとする国際社会と連携して適切に対応していく」と述べた。(根本晃、西村圭史)
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