米NBCニュースは7日、北朝鮮北部にある豊渓里(プンゲリ)核実験場の復旧とみられる動きがある、と報じた。商業用衛星の写真をもとに専門家が分析したところ、同核実験場で新しい建物を建設しているという。北朝鮮は2018年5月、シンガポールでの米朝首脳会談を前に同実験場を爆破。「核実験場を完全に廃棄」したと主張していた。
ミドルベリー国際大学院ジェームズ・マーティン不拡散研究センターが商業用衛星写真を分析。同大学院のジェフリー・ルイス教授はNBCニュースの取材に対し、「新しい建物や別の建物の修復」を行っている、と指摘。建物や坑道を補強するための多くの木材を使っているのが見えるという。ルイス氏は核実験場での活動の「準備段階」との見方を示した。
北朝鮮は1月、米国の軍事的…
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