和歌山市保健所管内などでクラスター発生 新型コロナ
下地毅
和歌山県は11日、新型コロナウイルスに感染した橋本保健所管内の70代の男性が亡くなったと発表した。
男性は基礎疾患があり、ワクチンは未接種。長く入院していた病院でクラスター(感染者集団)が発生し、男性も2日に陽性と確認された。6日に高熱となり、10日未明に呼吸器の感染症で亡くなった。
県福祉保健部の野尻孝子技監によると、基礎疾患がある高齢者が急激に悪くなって救急搬送される事例が相次いでいるという。
県は177~180例目となるクラスターも発表した。和歌山市保健所管内の障害者支援施設11人(入所者7人、職員4人)▽田辺保健所管内の小学校6人(すべて生徒)▽和歌山市保健所管内の有料老人ホーム7人(入居者6人、職員1人)▽新宮保健所管内のこども園7人(園児4人、職員3人)となっている。(下地毅)
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新型コロナウイルスの状況
11日 和歌山県発表
感染者(再陽性1人を含む) 16676人(+519人)
死者 74人(+1人)
【感染者の内訳】
和歌山市291、海南27、岩出48、橋本52、湯浅48、御坊23、田辺26、新宮4
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