残暑乗り切る新名物「雷丼」 7店工夫、伊勢崎でフェア

小泉信一
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 厳しい残暑を乗り切ろうと、群馬県伊勢崎市で地元産ニラを使った丼物の料理フェアが21日から始まった。豚肉と一緒に甘辛のタレに絡めて炒め、ご飯などにのせる料理のPRイベント。その名も「いせさき雷丼」。辛さは唐辛子やニンニク、ハバネロなどで調整するという。

 窓口を務める市農政課によると、「市地産地消推進の店」に加盟している市内7店舗が参加。「青の激辛 いせさき雷丼&ニラの創作料理フェア」と銘打ち、店ごとに考えたオリジナルの「雷丼」を提供する。

 基本はニラのほか、ネギやタマネギなどの具材を刻み、味付けは「激辛」。辛いのが苦手な人のために「小辛」「中辛」など辛さを調整することも可能だ。

 丼の中身はご飯のほか、うどんやそば、パスタなど麺類もOK。盛った際、中央にくぼみを作り、そこに卵黄をのせるのが特徴。卵を箸で割ったときに流れる黄身を群馬名物の雷に見立て、「いせさき雷丼」と名づけた。

 「伊勢崎は県内でも有数のニラの産地。厳しい残暑を、スタミナたっぷりの雷丼で乗り切ってほしい」と市農政課の担当者は話す。

 新型コロナの感染拡大の影響もあり、テイクアウトやデリバリーで対応する店もある。「雷丼」の提供店については市のホームページに掲載されている。フェアの期間は来月12日まで。問い合わせは市農政課(0270・27・2757)。小泉信一

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