実質的経営者に懲役8年の判決 テキシア投資詐欺事件

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 投資関連会社「テキシアジャパンホールディングス」(千葉市)の投資詐欺事件で、詐欺と出資法違反の罪に問われた実質的経営者銅子正人被告(44)=大阪市=の判決公判が16日、名古屋地裁であった。宮本聡裁判長は懲役8年、罰金200万円(求刑懲役10年、罰金200万円)を言い渡した。

 銅子被告は2016年7月~17年8月、投資名目で被害者8人から計1億円を詐取。同社の前社長ら9人=いずれも出資法違反罪で有罪が確定=と共謀し元本や配当金の支払いを約束して現金を受け取ったとして起訴された。

 この事件をめぐっては、同社は全国の約1万人から約450億円を集めたとみられており、銅子被告らを相手取った民事訴訟も起きている。

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