麻雀と株投資の共通点 元乃木坂46の中田花奈さん
乃木坂46の1期生で、昨年10月に卒業した中田花奈さん(26)。「社会経験を積む」ために始めたという株投資歴はもう5年。昨年は投資術の共著も出版しました。一方で「プロ雀士(じゃんし)」の顔も持ち、今年中に雀荘(じゃんそう)カフェも開業する予定です。「3足のわらじ」を履くマルチな才能をもつアイドルに、株投資やマージャンの魅力について聞きました。
――株式投資を始めたきっかけは何だったのですか。
「私の父は金融業界に勤めていて、ファイナンシャルプランナーの資格も持っていたためか、幼いころから経済の話をすることがよくありました。子どもの頃から両親に、『株式投資は若い時からやったほうがいい』と言われて育ちました。20歳から株の売買は始められるので、20歳を過ぎた21歳のとき、5年前に始めました」
――いざ始める時、ご両親には相談したのですか。
「いいえ。誰にも相談なしで気軽に始められるほど、敷居は意外に低いんです。証券会社からパンフを取り寄せて、売買のための口座を証券会社に作るまで、すべてインターネットでできます」
――政府も「貯蓄から投資へ」というスローガンをうたって久しいです。銀行に預けてもお金は増えない、と考えたのですか?
「NISA(少額投資非課税制度)などは私も購入していますが、そもそもの動機は『貯蓄から投資へ』ではありません。やはり両親の影響があったことと、私自身、17歳のときに乃木坂46に入って活動してきて、アルバイトの経験が全くなかったので、もっと社会経験を積みたい、という気持ちが強かったことも大きいです」
――実際に株を売買してみてどうですか。
「初めて購入したのは、自分の行きつけの飲食業チェーン、女性ファッションブランドの会社の株でした。最初のころは、『押し目買い』と言って、株価が上がっている銘柄が一時的に下落したときに買いを入れることばかりしていました」
記事後半では、バフェットの投資術から学んだことやスマホ取引の実践を紹介。麻雀にのめりこんだ理由も明かされます。
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