ストリッパー矢沢さん、小倉昭和館で出演映画の裏話語る

宮野拓也
[PR]

 スペイン・マドリード国際映画祭の審査員賞受賞作「彼女は夢で踊る」が、小倉昭和館(北九州市)で4月2日まで上映中だ。同館で3月20日には、映画に出演したストリッパー矢沢ようこさんと時川英之監督が撮影の裏話やストリップへの思いを話した。

 矢沢さんはストリッパー役で登場。撮影は楽しかったが「いつも通りにと言われたが、近くにカメラもあるし緊張した」と振り返った。映画は広島に実在する閉店が決まったストリップ劇場が舞台。劇中では矢沢さんは引退を口にする役だったが、実際には「ずっと続けたい」とストリップへの思いを話した。

 矢沢さんは31日まで、北九州市内にある九州唯一のストリップ劇場「A級小倉劇場」に出演している。小倉昭和館が矢沢さんのショーを見に行く女性限定のツアーを企画したところ、想定の20人を大きく上回る応募があり、実施日を増やしたという。

 近年、ストリップ劇場に女性客が訪れることは珍しくない。矢沢さんは「映画館に来るような感覚で来てほしい」と話した。小倉昭和館での上映は1日2回、「ハスラーズ」との2本立て。(宮野拓也)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら