ガラスの仮面「紅天女」をオペラ化 伏せてきた結末まで

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構成・山本悠理
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 1976年から連載が続いている人気漫画「ガラスの仮面」、そのストーリーの核をなす作中劇「紅天女」が1月、オペラとして上演される。単行本は現在49巻目で累計発行部数は5千万部を超える。自身の作品に先駆けて舞台で全容が明らかになる「紅天女」への思いを、原作者の美内すずえさんが語った。

 以前「紅天女」を元にした歌を、今回の舞台の総監督であるメゾソプラノ歌手の郡愛子さんに歌ってもらったことがありました。数年前、連載40周年を迎えた後に再びお会いした際、「これをオペラにできないか」と提案されました。昔、プッチーニの「トゥーランドット」を見ていて、「紅天女」もオペラになったら良いかも、と思ってそのままになっていたこともあり、郡さんから話を受けて直感的に「面白いな」と。後は迷うことなく話が進んでいきました。

 今回、主役の小林沙羅さん…

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