宮城)仙台一高-二高定期戦 令和初は二高が勝利

山本逸生
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 「杜(もり)の都の早慶戦」として知られる仙台一高と仙台二高の硬式野球定期戦が11日、仙台市の楽天生命パーク宮城であった。8―2で二高が勝ち、戦後の戦績は32勝32敗9分けで並んだ。

 令和初の勝利をかけて、応援も白熱。一高スタンドでは、学ランや古い着物姿の応援団が好機のたびにウェーブで盛り上げた。1年生の伊藤凜(りん)さん(15)は「一体感があってすごい迫力。一高に入って良かった」。二高スタンドでは、白い長ラン姿の応援団の音頭に合わせ、横一列に肩を組みながら「かっ飛ばせー」などと声を張り上げた。

 二高野球部の鈴木杜朗主将(3年)は「自分の代は定期戦で勝ちを経験したことがなかったので、うれしい。この勢いを夏につなげていきたい」と喜んだ。(山本逸生)

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