コンタクトレンズ専門店のアイシティは、創業50周年を機に、全国のコンタクト利用者を対象とする「コンタクト利用に関する実態調査」を実施した。その結果、近年、子ども(小学生~19歳)のコンタクトデビューは以前よりも「早期化の傾向」にあることがわかった。また、子どもの約4割が「より明るくなった・活発になった・社交的になった」と回答。コンタクトの利用が自信を持つきっかけになっていることがうかがい知れる結果となった。

コンタクトデビューは低年齢化、小学生からの利用が増加傾向

コンタクトの利用開始年齢について、「小学校~19歳までにデビューした」という回答群のみ抽出し、年代ごとに構成割合を比較した。その結果、若い年代ほど小中学生で利用開始したと回答した人が多く、コンタクトデビューの「低年齢化」の傾向が見られた。また、10代(15~19歳)の利用者は、40代の利用者と比べ、小学生でのコンタクトデビューが約1.8倍という結果となった。

グラフ②
コンタクトレンズの利用開始時期について(世代別比較)

※適切な比較を行うため、各年代から「小学校~19歳まで」にコンタクト利用を開始したという回答を抽出し、その構成割合を掲載

コンタクトデビューした小中学生、4割がポジティブな気持ちに

コンタクトを利用する小中学生の子どもとその親に「利用して良かった点」もたずねた。その結果、小中学生の約4割が、コンタクトの利用によって、「より明るくなった・活発になった・社交的になった」と回答。

「部活やクラブ活動にやる気や意欲が増した」という選択項目は、親以上に子ども本人による選択率が高く、心境の変化を実感していることがわかった。コンタクトの利用によって視界が広がり、思いきり体を動かせるようになることなどが、子どもたちのやる気や自己肯定感の向上につながっているとみられる。

差し替えグラフ①

コンタクトデビュー後は、費用と日々のケアが課題

調査では、「コンタクトを利用して悪かった点」についてもたずねた。小中学生の子どもとその親の双方が、費用の負担に加え、ケアの手間を選択する回答が多かった。

アイシティの担当者は、「コンタクトデビューの低年齢化が進む中、定期的な眼科受診とコンタクトの正しい使い方、選び方に関する理解がますます重要になってくる」と話す。

差し替えグラフ②

コンタクトデビューする子どもたちへ。WebCMでエール

コンタクトのアイシティ「今を、思いっきろう。」子どもたちは、全力だ篇

今回の調査結果を受け、アイシティはコンタクトデビューする子どもたちにエールを送ろうとWebCM動画を制作した。創業50周年の記念事業の一環。CMでは、コンタクトをつけた子どもたちが、体操やチアリーディング、アスレチック、ギターといったスポーツや趣味に全力で取り組む様子が収められている。

同社の担当者は「コンタクトデビューを機に、自分のやりたいことや好きなことをさらに全力で頑張る、子どもたちのイキイキした表情やまっすぐな眼差しを捉えた。コンタクトを利用している、これからの利用を検討しているお子さんたちにエールを送ることができたらうれしい」と話している。

動画「『今を、思いっきろう』子どもたちは、全力だ篇」は2023年12月7日からYouTubeで公開されている。YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=6NaMzsbTH54

【調査実施概要】

  • 調査対象:コンタクトを利用している全国の男女(小学生~49歳)
    ※小学生・中学生については、親による代理回答
  • 調査形式:インターネット調査
  • 回答者人数:1000人
  • 調査期間:2023年11月14日~17日
  • 調査機関:株式会社ネオマーケティング
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