オゼコウホネ(尾瀬河骨)
Nuphar pumilum var. ozeense
(2012年7月13日 群馬県片品村・尾瀬)
スイレン科コウホネ属 花期:7〜8月 分布:北海道(猿払村、浜頓別、雨竜沼)、
本州(月山、尾瀬)

亜高山帯の沼や池に生える多年草。低地の池沼に生えるネムロコウホネの変種。葉は広卵形で基部は心形。花弁のように見えるのは萼片で黄色だが、花後は緑色になる。柱頭盤が暗紅色を帯びるのが特徴。母種のネムロコウホネの柱頭盤は黄色なので容易に区別できる。

オゼコウホネの柱頭盤(複数の柱頭が合着したもの)は暗紅色を帯びている。