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500SL は、弊社にて設計開発を行った室内吊下式の受信用アクティブループアンテナで、30kHz〜180MHzをカバーします。 右図のように、正方形エレメントと手元のコントローラーから構成されます。エレメントは、一辺が約50cmで、下部に独自に新開発しました高性能アンプが内蔵されています。また、上部には、手動回転機構を設けていて、およそ、5MHz以下では指向性が顕著に現れます。5MHz以上でも、ノイズや妨害信号が弱くなる方向に回転させることができるので、BCLには特に便利なアンテナです。 同軸ケーブル(3m)によって接続されるコントローラーに電源供給とゲインコントロールを兼ねていて、エレメント直下のアンプをからの信号を手元で調節できるようにしています。受信機へは、コントローラーから同軸ケーブル(BNCP付)で信号を渡します。 500SLの電源は、DC12Vです。製品には日本国内用のACアダプタが付属しています。 |
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ループエレメント部 |
左写真は、天井から吊り下げたエレメントを下方向から撮影したものです。 この写真のように、エレメントは室内に吊り下げて使用します。 吊り下げて、エレメント全体が回転できるようにしておくことをお薦めします。 このエレメントで、30kHz〜180MHzまでカバーします。 指向性は、およそ5MHzより下で顕著に現れるようになります。 エレメント下部には、独自開発致しました高周波アンプが内蔵されていて、電源はコントローラーから供給されます。 設置される建物が鉄筋コンクリートなど、建物のシールド効果が高い場合には受信周波数によって受信が難しいことがあります。 |
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エレメント説明図 | ||||||||||||||||||||||
エレメントを 屋外設置した例 |
500SLのエレメント部は、防水加工をしていませんので、常時屋外へ設置することはできませんが、軽量なエレメントですので、天気の良い日には、ベランダや軒先に手軽に吊り下げて「一時的に」屋外アンテナとして楽しんでいただくことも可能です。 屋外に設置すると、特にVHF帯で受信状況が良くなります。回転機構は360°以上回転しても大丈夫ですが、ロック機能はありません。強風時には風によってエレメントが回転しないように注意する必要があります。 |
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コントローラー部 | ||||||||||||||||||||||
500SLのコントローラー部には、電源スイッチと兼用されるゲインコントロールツマミ、パイロットランプがあります。 コントローラーには、付属ACアダプタからの電源(DC12V)、エレメントからの受信信号が導かれます。 エレメントから導かれた受信信号は、コントローラーのRXコネクタに出力されます。付属同軸ケーブル(BNCP-BNCP付)で受信機と接続します。 (500SL のインピーダンスは、50Ωです) 写真は、弊社の「35BNC」を使って、ICF-SW7600GRに接続している例です。 ゲインコントロールの設定は、接続する受信機によって最良となるように調整します。また、受信周波数帯によって、ゲインコントロールの設定傾向が変化します。 特に短波帯(3〜30MHz)は、アンプゲインが十分に高いので、かなり絞って使うことが多いでしょう。元々、BC帯〜HF帯受信用に設計されていますので、単純な広帯域アンテナよりも、よりBCL向けのアンテナとなっています。 しかしながら、意外と難しいFM放送帯の受信アンテナとして使っていただくことができます。さらに、VHF航空無線や業務無線の受信にもご使用になれますので、広帯域受信機でもお楽しみいただけます。 |
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別売オプション | 35BNC 上記の写真にもありますが、500SLと ICF-SW7600シリーズなどのワールドバンドラジオと接続するには、35BNC が便利です。35BNCは、好評発売中です。 500BH (バッテリホルダー) 500SL をバッテリー駆動させる為のバッテリーホルダーです。特に、ご家庭などの電源事情によって長波(LW)帯に電源ノイズが現れてしまう場合に有効なオプションです。 2M−HPF カットオフを2MHzに設定した7次のハイパスフィルタです。強力なBC帯の影響を軽減し、ワールドバンドレシーバーなどでのHF帯の受信環境を向上させることができます。 |
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同梱品 |
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500SLには、右表の品物が同梱されています。 |
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