今話題の“オトコの娘”が遂にアイドルユニットでデビュー…!? 「ドラマCD『ボクたちオトコの娘』～アイドルデビュー編～」に出演の代永翼さん（青柳玉三郎役）に直撃インタビュー！

　男の子だけど、女の子みたいな可愛い服を着て、メイクをして、女の子よりも女の子らしく見える…そんな男の子＝“オトコの娘（コ）”を主人公に、彼（彼女？）をアイドルとしてデビューさせちゃおう！という、今までにあるようでなかったドラマCDがフロンティアワークスから発売されます。その名も「ドラマCD『ボクたちオトコの娘』～アイドルデビュー編～」！

　弱小芸能事務所・バーニーズプロから“オトコの娘（コ）”アイドルとしてデビューすることになった櫻井瀬里（通称：セリ）、三津屋蓮（通称：レン）、青柳玉三郎（通称：タマ）の男の子3人が、“オトコの娘（コ）”アイドルユニットとして様々な難題を乗り越え、トップを目指して頑張る姿を描いたアイドルコメディードラマCD。この3人を演じるのは、それぞれ下野 紘さん、石田 彰さん、代永 翼さんという人気男性声優陣ですから、女の子は勿論、“オトコの娘（コ）”に興味のある男の子も必聴ですよ☆

　今回、ドラマCDの収録現場で青柳玉三郎（タマ）役の代永翼さんにインタビュー！収録の感想は勿論、“オトコの娘（コ）”についても色々と聞いてみたので最後までお見逃しなく！

●キャラクターと共通点が多く、自然と演じられた

――収録を終えての感想をお願いします。

代永翼さん（青柳玉三郎役／通称：タマ）：最近、テレビでも特集されるくらい“オトコの娘”が流行っている中での“オトコの娘”ドラマCDということで、多分、まだ男性声優さんで“オトコの娘”をピックアップした作品をやったという方はいないと思うんです。だから、今回、お話を頂いた時は、僕が“オトコの娘”を演じてみたいと思っていたので凄く楽しみでした。どういう風な感じになるのかな？と思いつつ台本を読ませて頂いたら、とても楽しい内容になっていて、全然性格の違う3人が、アイドルユニット、しかも“オトコの娘”ユニットとして出来上がっていくというストーリーが面白くて（笑）。僕が演じたタマ君は、3人の中では天真爛漫でムードメーカー、でも実は裏のリーダーみたいな感じがあって、それを意識しながら、楽しくノリノリで収録出来ました。また、ご一緒させて頂くのが下野さんと石田さんですので、色々と安心して任せられるなぁと思いました。

――代永さん演じるタマは、天真爛漫でムードメーカーということですが、他にはどのような特徴がありますか？

代永さん：お父さんが日本舞踊の家元で、タマ君は跡継ぎでもあるんですけど、兄弟が多く、その中で「可愛い、可愛い」と言われて育ったせいか時々、ワガママな部分が出てきたりします。でも、兄弟に可愛がられてきたからこそ人との接し方をよく見ているというか、本能的に動ける感じの子です。セリが落ち込んでいたりするとちゃんと見ていてフォローしようと真っ先に動くし、レンはツンツンしている子なので、「どうして、そんなにツンツンしているの？」とか「冷たい！」とか、ストレートにズバッと言ったり。勿論、セリにも言うことは言っていますけどね。結構、しっかりしている子なので、セリ、レンと一緒にユニットになるべくして、この事務所に入ったんだなという感じがしました。

――ご自身と似ているなと感じる部分はありましたか？

代永さん：僕自身も可愛いものが凄く好きなので、姉や妹と買い物に行って、可愛い洋服を見ると「可愛いなぁ」って思いますし、グッズも可愛いのがあると集めちゃう方だし、そういう所は似ていると思います。あと、人を常に見ていて、どういう風に行動しようかなと考える所はタマ君と似ているかなと思います。やりたいと思ったら、「やりたいです」って言う方なので、性格的に結構似ている所もあって、自然に演じられたかなと思います。

――“オトコの娘”であるタマを演じる際に大変だったこと、難しかったことなどはありましたか？

代永さん：割と自然にやらせて頂いたので、苦労したというのはあまりなかったです。普段よりも高いトーンの声ではありましたけど…タマ君は、ずっと可愛くきゃぴきゃぴした感じでいくのかなと思っていたら、時々、男らしい一面が出てくるので、可愛い感じから男の子に切り替える時に失敗したなぁと思う所は何箇所かありましたけどね。そういった切り替えがちょっと難しかったですね。


●代永さんが好みの“オトコの娘”は…？

――では、ズバリ！ドラマCDの聞き所は？

代永さん：このドラマCDは、3人が事務所で出会う所から始まって、一体、どういう風にアイドルとしてデビューしていくのか…それが一番の聞き所だと思うんです。3人とも性格が全然違うので、その違いも聞いて頂けると楽しいと思います。タマ君はわが道を行っていますが、セリ君はアイドルになりたかったけど、目指している方向性とは全然違う“オトコの娘”アイドルとしてデビューしなければならないという葛藤を抱えながらも頑張っていますし、レンはクールでありつつも、チームをまとめようとしていますし、実は熱い気持ちも持っている。それぞれ色々な想いを抱えつつも、ユニットでやるからには力を併せてみんなで頑張っていかなければいけないという状況で、ユニットだからこその「いいな」って思えるシーンが後半にあるので、そこも是非、聞いて頂ければいいなと思います。

――ちなみに、代永さんはセリ、レン、タマ、どの“オトコの娘”が好みですか？

代永さん：そうですね～（笑）、会ってみたいなと思うのはタマ君です。弟というか妹系キャラなので可愛がりたいなって思いますけど、これからユニットとしてやっていって、段々と“オトコの娘”が体に染みついていったら、セリが可愛くなるんじゃないかなと思うんですよね。立ち位置的にドジっ子キャラにいきそうな気がするので、そこを期待すると何かほっとけないなぁと。一緒に育てていきたいなと（笑）。レンはデレた瞬間がたまらない！ってなるかもしれないですね。大人のお姉さんみたいな立ち位置だと思うので、「しっかりしなさいよ！」って言っていたレンが、「もう私（僕）がいないと駄目なんだから！」みたいなデレ部分が出てきたら、可愛いなって思うかもしれません。レンは優しい所は優しいので…3人ともいい子たちですよ（笑）。

――ありがとうございました。では、最後に今後に向けた意気込みとCDを楽しみにしているファンヘのメッセージをお願い致します。

代永さん：ドラマCD『ボクたちオトコの娘』第1弾ということで、第2弾、第3弾と続いていけばいいなと思うと同時に、ドラマCDではアイドルユニットとしてのデビューも決まっていますし、折角ですから、どんどん広げていって、実際に歌とか出せたらいいんじゃないのかなって思ったりしています（笑）。いつかアニメ化とか…多分、今の時代だからこそ展開出来ていると思うので、色々とやってみたいですね。僕もタマ君をもっと演じていきたいなと思うので、続いていってほしいなと思います。
『ボクたちオトコの娘』が発表された時も皆さんはビックリされたと思いますが、「どんなCDになるのかな？」「このキャストでどんな感じになるのかな？」と期待して頂いたと思いますが、きっと期待通りの楽しいお話になっていますし、満足して頂けるCDになっていると思います。滝川マネージャーや藤代社長と同じように、“オトコの娘”アイドルを育てている気持ちになって聞いて頂きたいなと思います。まだ「アイドルデビュー編」ですので、きっとこれからも続くと思いますので、楽しみにしていて下さい。

＜取材・文：奥村寿代＞

ドラマCD『ボクたちオトコの娘』～アイドルデビュー編～
2011年4月27日発売予定
価格：2,625円（税込）

＜キャスト＞
セリ：下野 紘
レン：石田 彰
タマ：代永 翼
藤代隆一：小西克幸
滝川悠二：前野智昭　他

発売元：株式会社フロンティアワークス
販売元：株式会社フロンティアワークス
販売協力：ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント

>>『ボクたちオトコの娘』公式サイト