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双六で東海道 単行本 – 2006/11/15

4.0 5つ星のうち4.0 4個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2006/11/15)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/11/15
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 291ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4163685502
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4163685502
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 4個の評価

著者について

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丸谷 才一
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1925(大正14)年、山形県鶴岡市生れ。東京大学英文科卒。1957年『笹まくら』で河出文化賞、1968年「年の残り」で芥川賞受賞。その後、小説、評論、エッセイ、翻訳と幅広い文筆活動を展開。『たった一人の反乱』(谷崎潤一郎賞)『裏声で歌へ君が代』『後鳥羽院』(読売文学賞評論・伝記部門) 『忠臣藏とは何か』(野間文芸賞)「樹影譚」(川端康成賞)『輝く日の宮』(泉鏡花文学賞、朝日賞)等、多くの著作がある。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 人間的なアルファベット (ISBN-13: 978-4062160995)』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

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5つのうち4つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2020年7月6日に日本でレビュー済み
「本を読むことはなぜこんなに楽しいのか。それは自分の知らないことが途方もなく多いからである」という一文があったが、丸谷才一の本を読むとまさしくそう思う。古今東西の文献や書籍をもと、に蘊蓄の限りを尽くしてくれ、その上に著者の想像力逞しい推論を付け加えてくれる。まあ、半分以上の話題で、艶話、下世話なエロ話、男色の話が出てくるので、この爺さん好きだよねえと半分呆れる。どうでもいいような話もあるけど、それも楽しみの内。ときどき、知らない人物の詳細な説明があったりして、ふっと眠くなったりするけど。それにしても、コノワタってそんなに旨いのかしらん?海鼠の内臓なんて気色わるいけどなあ。そうそう、春嶽や小楠といった立派な人物について知ることができるのはいい。
2008年1月12日に日本でレビュー済み
数あるエッセイから、図書館では一番新しかった「双六と東海道」を読みました。
いやぁ、文語仮名、慣れれば読めるものですね。
語り口が面白くて読みやすかったです。
すごい話題の豊富さ。それに流されない自分の意見。上手く伝えていく話術。堪能しました。
しかし、色事に触れることが多いこと。これの前に前に読んだ「女ざかり」、若い歴史学者と主人公の娘がベッドインするシーンがあるのですが、エロティックな薫りがするのにどこか軽妙ですごく印象に残っていたのは、そうか、こうやっていつも上手く色事扱ってたからかーとしょうがないことに感心してました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年12月25日に日本でレビュー済み
「遅刻論」がおもしろい。武蔵が巌流島の決闘に遅刻したのはなぜかについて…性格が芸術的=農民的であったことが七分。残りの三分は利害打算、じらし作戦。しかし、相手小次郎を引き揚げさせない見定めができたのは天才的であったとみる。「日本遅刻史」上最大の大物は、日米開戦の時、駐米大使館が日米交渉打ち切りの通告文書を、外務省の指定した時刻より一時間二十分も遅れてハル国務長官に手渡したことである。そのせいで日本は騙し討ちをした卑怯な国になったが、今なお責任の所在は分からない。

「ほら、ほら、あの…」とこの人にして、年取ると固有名詞、特に人名を忘れやすいと言う。物忘れの時の名案…犬の言葉が分かる機械ができたように、「忘れた名前を探すグッズ」ができたらいいのにという誰かの提案を紹介している。冗談半分の話の中にも切実さとエスプリが効いている。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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