【松尾のとっておき】
火曜日は本?
New Style札幌ピヴォ店の店長、
植村真吉さんにとっておきの本をご紹介していただきます！
「山下明生 童話の島々
梶山俊夫の島 島ひきおに」
著者・山下明生
絵・梶山俊夫
教科書にも載っていた名作絵本と
その知られざる続編、関連作をまとめた童話集をご紹介！
学校の教科書には、
世代や地域によって載ってる教材は色々ですが、
植村さんの小学生の時にのっていた作品です。
お話しとしては、
小さな島に一人で住む鬼が島を引っ張って友達を探しに行く
というストーリーです！
鬼が住んでる島に行けと鳥や人間などにアプローチするんですが、
鬼が怖いので誰来てくれなくて、
仕方なく島ごと引っ張って遊びに来てくれる友達を探します。
鬼が住んでる島はでかいんです！
その島と海底を繋ぐ部分を少しずつ削って
切り離して浮島の状態にして引っ張っていくんですが、
このも脱獄映画みたいで好きです。
果たして鬼は友達はつくれるのか…
これが第１作目の泣けるストーリーです！
それからこのお話しには続きがあるんです！
「島ひきおにとケンムン」
ケンムンはキジムナーともいう沖縄諸島の妖怪です。
このケンムンは島ひきおにと意気投合！
探し求めてた相方がみつかってとても幸せな日々を送ります。
でも、ケンムンにも過去があって……
この続編もまた泣ける名作です！！
最後のページは男泣き必至です！！！！
この本にはほかにもケンムンを主題にした派生作品も！
昔教科書で読んでた方もそうじゃない方にもオススメ！！！
植村さん、
次回もよろしくお願いします！！
