【11月25日 AFP】サッカーのJリーグ1部(J1)は25日、第33節の試合が行われ、ヴィッセル神戸(Vissel Kobe)が2-1で名古屋グランパス(Nagoya Grampus)を下し、初優勝を果たした。

 前日に2位の横浜F・マリノス(Yokohama F Marinos)が引き分けに終わり、勝てば1試合を残して優勝が決まる状況となった神戸は、井出遥也(Haruya Ide)と武藤嘉紀(Yoshinori Muto)のゴールで14分までに2点を奪い、ホームのファンの前でそのまま勝利を飾った。

 昨季は残留争いに陥り、立て続けの監督交代もあった。今季は7月に元スペイン代表のアンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)が退団したが、それから約5か月で初の頂点に立った。

 吉田孝行(Takayuki Yoshida)監督は試合後、チームが「日々成長」したとたたえ、「1試合1試合の積み重ねがこの結果だと思う。選手、スタッフを誇りに思う」と話した。

 キャプテンの山口蛍(Hotaru Yamaguchi)は「経験したことのないようなうれしい気持ち」「(試合終了の)ホイッスルが鳴る5分前くらいから気持ちが出た。すごくうれしい」と喜んだ。(c)AFP