プリマハムは8月4日から、同社のウインナー「香薫あらびきポーク」の新たなテレビCM「パーティー」篇の放映を開始した。出演するのはバナナマンの日村勇紀と設楽統で、日村さんが以前から「香薫好き」を公言していたことから実現した。

CMは全3本。いずれも香薫を炒める様子や、皿に盛られた香薫をバナナマンの2人が美味しそうに頬張るという、シンプルに商品を前面に押し出しつつ、2人が香薫を味わう様子を描いた。香薫の特長でもあり、名称にもなっているスパイスや燻製の香りが今にも漂ってきそうな、シズル感にこだわったCMとなっている。

日村さんの「香薫好き」はファンにも知られており、過去には友人である俳優の星野源の誕生日に、年齢と同じ数の香薫をラジオ番組でプレゼントするほど。

プリマハムの公式Twitterアカウントも、日村さんの誕生日にお祝いの投稿をするなど相思相愛だったといい、今回のCM起用は長年の想いが届いたような格好だ。

制作を手がけた電通クリエイティブディレクターの淡路陽介氏は、本CMを「情報から衝動へ」という観点で制作したと話す。

「他と比べてどう違うや、この商品のここがすごいなどを語るのではなく、見た瞬間に『食べたい！』と思わせる王道のクリエイティブで、ウインナー市場のど真ん中のポジションを獲得する。それを今回のゴールに設定しました。日村さんは香薫のおいしさを嘘なく表現する人物として最適と考えました」（淡路氏）。

バナナマンの2人は今後、CMだけでなく、ギフトパンフレットをはじめとした販売促進のツールや、SNSでのコミュニケーション施策などにも登場する予定だ。